2016年8月21日日曜日
ウッドは掃くのか打ち込むのか?!
Question
女子ですがほんとにフェアウェイウッドが当たりません。
3度に一回ぐらい芯に当たりますが。
ティショットがうまくいっても次にウッド(4番)で失敗してしまう事が多いです^^;
ネットで調べると、よく掃くようにと書いていますが、
アイアンのように上から打ち込むとも書いています。
その兼ね合いがわからなくて迷いがあります。
今まで掃くように打っていましたが打ち込むようにはアイアンと違い長いので難しくて。
良い練習法があればお願いします。
Answer
練習場で良く見る光景です。
ウッドの練習をしているのですが、掃くようなはらい打ちで
ダフるかトップするかで、たまに芯を捉えているのですが
ほとんどがダフりという人が目立ちます。
しかも、何年経っても毎日同じことを繰り返し
頑なに修正しようとしないのです。
ウッドでもダウンブローに打つことができるのは
軌道円が目標方向に移動し、球が左にあっても、
しっかりと球を打ってから打ち込むのでダフらないのです。
この軌道円を左に移動する動きとは、体重移動とハンドファーストです。
最近は体重移動せずに打つ打法が流行っているのですが
これは体の中心が軸となって、その場で回転するために
方向のタイミング調整がし易いために広まりました。
ただ、体重が乗らないので飛距離は出ません。
飛距離が出ない分だけ方向も良くなりますので、
これは個人の価値観で決めれば良いかと思われます。
ところが、体重移動をしないと、その分だけ余計にハンドファーストにしないと
軌道円が左に移動せずにダフり易くなるのは事実です。
これは軌道円を左にずらす動作が必要なのですが、それをせずに
ダフりを恐れて薄く当てようとしてはらい打ちになるのです。
問題は、はらい打ちにするか打ち込みかではなく
いずれにせよ、軌道円が左に移動していないと起こることなのです。
どちらを取っても、軌道円を左に移動しない限り、ダルるか
トップになるのは当然です。
最下点が両足の真ん中なのに、球を左に置いて打っているのですから
真ん中の地面を叩くか、浮かせえれば球に届かずにトップするのです。
ティーアップすればはらい打ちでもダフることはないので良いのですが
直に置かれた球を打つには、やはり軌道を左に移動した上に
ダウンブローに打ち込む軌道が理想で
引き寄せによる鋭角な入射角や捻り刺し込みの動作が活きてきます。
しっかりと球をつぶせば、球自体の反発力も使えますので
初速が速くなって飛距離が出るのです。
楽に飛ばせるのは体重移動を使うフォームで、
それなりの練習をすれば定着し安定します。
また、その場で回転するのでしたら、できるだけ左に手が行くまで
リリースをしないフォームにする必要があり、
どちらがやりやすいかで決めてもかまいません。
いずれにせよ、それぞれのフォームが違いますので
しっかりとそれを把握して正しいフォームに改造しましょう。
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