2016年9月29日木曜日

ドライバーと6Iの飛距離が20yしか違いません


Question

今日は1Wで180y~200y程度しか飛びませんでした。
距離はキャリーです。

アイアンはそこそこ高さもあって曲がらず、
球をとらえた手ごたえもあります。

ドライバーはスライスで、打音もバラバラです。
ドライバーは苦手意識からか力みます。
以前はだふる事もたまにあったため、恐怖心もあります。

男 173㎝ 60㎏ 腕力なし


Answer

答えはご本人がすでにご存知のようです。
DRは飛ばそうをして力む、というのがそれです。

日本でシングルだというおじ様達がアメリカに行って、
コースが長いので振り回して100近くたたいているのを良く見ました。

また、女性で80台に回る奥様達と一緒に行くと
男性達はボロボロになっています。

30年もプレーしているシングルの人達でも、力んで崩れるのですから
まして、経験の少ない方達はしかたがないことです。

問題はいくつかありますが、まず軌道の精度です。
短いクラブは当たるが、ウッド系が芯を捉えていないのです。
これはまず軌道円がも目標側に移動していないこと、そして
クラブが長い分、ブレが大きくなっていることがまず考えられます。

次にメンタルな問題があります。
力むという原因が分かっておられるのですから、ではどうしたら
力まずに打てるのかということを考えるべきです。
いわゆる工夫です。

プリショット・ルティーンにメンタルルティーンを組み込み、
それを防ぐという方法があります。
ワグリングをすることで、その時に力を抜く事ができます。
力みの発祥はグリップからだといわれていますので
まずはグリップをゆるゆるにし、ワグリングをして体をやわらかくします。

同時に頭の中は空っぽにして、その時の課題を確認し、
理想のリズムとテンポだけを思い起こして、
とにかくゆっくりと振るように言い聞かせます。

この力みはなかなか抜けません。
立ち上げ練習時でもゆっくりと振る練習から入ります。
それでもどんどん速くなったり力が入りますので
最初から力んでいたら、なおさらです。

プロでも力んで右にプッシュするのを良く見ます。
テンポが速くなって押し出してしまうのです。
これは訓練するしかありません。

また、ヘッドの軽い長尺を辞めて、短い硬いシャフトで
ヘッドを重くして打つとずっしりとして、落ち着いて打てる
というゴルファーも増えています。

精度を上げるにはそれなりの練習が必要です。
グリップ、姿勢、アライメント、そしてテイクバックの軌道が
いかに重要なのかが分かっていないうちはまず安定はありません。

いい加減でアバウトなゴルフから、精密な動きに切り替えて
しっかりと訓練することが大切なのかと思います。



0 件のコメント :

コメントを投稿