Question
計測器で測るとミート率がバラバラです。
1.5になかなか行かず、1.42~1.45がほとんどです。
ミート率を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?
Answer
ミート率とはどこまで芯近くに当たったかを表す数値です。
これはヘッド速度に対する球の初速で計算しますので
球の弾力性やヘッドの反発係数などによっても変わってしまいますので
本来は1.5と制限されているのですが、それ以上の数値が出ることもあり
信頼性に欠ける部分もあるかと思います。
ただ、大体の目安にはなりますので、ぜひ計測器を使っての
練習も時々は行ってください。
さて、1.42~1.45はとても良い数字です。
プロでもそんなものです。
もちろん、1.49とかも出しますので、もっと正確に
打てる実力はあるのですが、アライメントがくるっていたりすると
1.4を下回ることもあります。
これを安定して1.45以上に持って行くのはプロの世界です。
1.4以上あればアマチュアは十分だと思いますが
さらに軌道を安定させて精度を上げるには、軸の固定が第一条件です。
そこまでのミート率ですから、軌道はほぼ安定しています。
しかし、精度を上げるにはさらに軌道の安定、そしてそれを作る軸の安定
を追求していく必要があるのです。
ワインディングという張りを作ってブレを極限に減らすという技術が
90年代から欧米では教科書に加わりました。
これは腰をできるだけ止めてテイクバックすることで体全体に張りができます。
その度合いは選手によって違いますが、5~10割り程度は
欧米選手は皆入れています。
スイング速度が上がったのはこの技術のためで、トップで止まっていられないほど
上半身と下半身との間に張りができます。
ただ、マックスにすると切り返しが早くなって体重移動が間に合わないので
半分程度にして取り入れてみてください。
おそらく、それだけでミート率がかなり上がるはずです。
ただ、スイング改造中や打法がまだ固まっていない場合は
先に定着させてから入れてください。
体力を使い、とてもきついのですが、パワーも出ますので
どの程度入れるかはご自身の判断で決めてください。
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