2017年2月17日金曜日

捻転差は必ず覚えないとダメですか?


Question

ゴルフのスイングの捻転差について教えてください。
下半身を土台で腰を30度、肩を60度回し
ダウンスイングは腰を回して捻転差を作るのが正しいのか?

私は必要以上に腰が回ります
その方が打ちやすいですがダフリかトップが多いです。
腰を回す時へそは後ろ向きフィニッシュでは前はなりますが
股関節の使い方は今一理解できません

捻転差は必ず覚えないとダメですか?


Answer

目的や目標によって自由です。
腰を使わなくても打てますし、使っても打てます。
使い方を間違えるとミスしますし、正しければ飛距離が出ます。

テイクバックで肩は90度回しますが、腰は柔らかい人であれば
20度程度、硬い人はやはり45度以上回さないと肩が回りません。

腰はどのくらい回すかではなく、どれだけ張りを作るからです。
むしろ、柔らかい人は緩むので力を入れて回さないようにし
張りをわざと作って回転させます。

とくにモダン打法では腰は止めて捻転差を最大にしますので
その分だけ張りが大きくなって飛距離が出るのです。(ワインディング)

この上半身と下半身の捻転差とうい言葉を良く聞くのですが
その捻転差さえあれば飛ぶのではないということです。

腰を開くのは物理的には切り替えし後の直後です。
バンプのタメの開放と共に開き始めるのですが、感覚的には
腕が落ちてからリリースと同時に体全体を一緒にターンさせます。

これはバンプ、ダンプ、ターンのターンで腰を開くという感覚で
腰を早く開き過ぎると、体の硬い人は肩が先回りし、効率が落ちます。

このタイミングを合わせて腰を開くことで、より効率の良いターンができます。
この捻転差とはいわゆる体をムチにするということです。
下から徐々に回転して、最後にクラブのヘッドが降りてくる原理ですが
上半身と下半身だけではなく、体全体が少しずつ時間差によって
しなりを作っているのです。

ムチ効果は飛距離を出す上でかなりの効果があります。
捻転のしなりとして、プロはこのしなやかな体の使い方を知っています。
また、体の硬い人や高齢者は体に負担があるかも知れませんので
できる範囲以内で採用するかを決めれば良いかと思います。




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