2017年4月28日金曜日

始めた頃よりひどくなっている


Question

シャンクが出てからスイングを変えたらとりあえずシャンクは直りましたが
逆に玉が上がらなくなってしまい
ゴルフを始めた頃よりなんかひどくなっている気がします。
原因と直し方を教えて下さい。


Answer

シャンクの原因が力みで満振りしていたとしますと
横の動きが大きくなってヘッドが遠回りしてシャンクが出ることがあります。

それに対して速度を落とすことによって横が弱まり、ヘッドの軌道が
元に戻って直ったとすると、速度を落としたために球があがらなくなった
という因果関係が成り立ちます。

また、トップの位置やテイクバックの軌道がくるってヘッドが外回りしていたのが
偶然に治ったのですが芯に当たらなくなって飛距離が出なくなった
と単純に考えることもできます。

ある程度上達が進むと、このように色々な問題が出てきます。
プロに成れると思うほど調子が良かったりした次の日に
辞めたくなるほど当たらなくなるという経験をするものです。

そこで、何が悪いのか分からないまま偶然に当たって、
それを維持しようと必死で練習するのですが、また突然当たらなくなっての
繰り返しが続いたりします。

これはまずフォームができていないこと、そしてその動きが定着していないこと
あるいは、ワンスイングになっておらずに、複数の打法を同時に練習していて
遠回りしているなどの問題がほとんどの人にあるのです。

まずメカニズムです。
目指す打法の動きを頭で理解し、その動きがでいているかどうかです。
また、つもりスイングになっていると正しい動きができていない事になります。

また、理解したスイング通りにできたとしても、その動きが定着していければ
スコアはまとまりません。

そして、ほとんどの人が気がついていない遠回りの原因が、ワンスイングに
なっていない練習法にあるのです。
毎回違う打ち方をし、毎回違う前傾角や球との距離、あるいはダウンスイングの
角度が違っていたりすると、何十種類、何百種類の動きを同に定着させて
いるようなものなのです。

そして、どの動きも定着しないまま打法自体を改造したり、
いじり過ぎてどれひとつ定着しないままコースで走り回っている人がいます。
日替わり打法では一生定着せずに終わってしまうのです。

どの動きが縦で、どの動きが横で、どうすると軌道が上下になるか
どうすると軌道円が左に移動するかなど、基本的な事を知らずにいくら練習しても
偶然に当たるまで待つしかありません。

フェイスのどこに当たったかで、その場で次の球から修正ができなければ
効率の悪い練習をしているということです。

試行錯誤して、偶然当たるのを期待しながら打っても
偶然帳尻が合って当たることもあるのですが、それすら翌日には忘れ
正しい動きだとしてもズレて崩れるのです。

スイングは必ずズレたりブレたりして、毎日全く同じに振ることが困難です。
したがって、そのズレを調整することでベストな状態を保つことができるのに
どういう症状だとどこがズレているのか分からない人が
どうやってその調整をするのでしょうか?

プロは毎朝その調整をしてから試合に出ます。
一発打てば球筋やフェイスのどこに当たったかで、すぐに調整して
真芯に当てて、真っ直ぐに打つことができるのですが、
プロでも時にはそれができずに、曲がり球のまま試合に出ることもあるのです。

ラウンド中はその調整がまず難しく、一日中その曲がり球で勝負
という選手も少なくありません。

スイングはまずフォームができていること、そして次には定着していること
また、精度が高く安定していること、さらにズレを毎日調整して軌道を修正
することができて、初めてその打法ができたということが言えるのです。

しかしながら、ただ闇雲に打って偶然当たると完成した
と思い込んでいる人が大勢います。
どこをどうすればその軌道になるのか、理屈が分からない人は
調整も修正もできないのです。

ズレは毎日でもありますので、調整は毎日行います。
調整しきれない時はすぐに原因を解明して修正する必要がありますが
自分で自分のスイングを見ながら振ることができませんので
動画に撮って修正しながら調整するなり、分かる人に診てもらいながら
練習をするという方法を取らないと、まともな練習にはなりません。

目指す打法のフォームが完成し、定着し、精度が上がって安定しても
ズレは必ずあります。
そのズレをどこに戻すのか、そしてどうすると戻せるのか、あたり具合や
球筋によってその診断が即座にでき、その原因が特定でき、しかも
次のスイングでそれが調整されて治せるだけのノウハウも必要です。

ゴルフはこのような上達法を把握しておかないと、いつでも崖から転落します。
見習い3年、一人前になるのには10年は掛かります。
これはまともに上達しての事ですので、遠回りする人は
30年しても目指す打法のフォームや定着すらできずに終わってしまいます。
心して取り組みましょう。



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