Question
ピンまで10ヤード(エッジまで3ヤード)20ヤード打つと池、
下りのアプローチでカジュアルウオーター寸前(踏むとグチュっと音がする)
のライからの打ち方はどうしますか?
また、打ち方の具体的な方法と理由も出来れば詳しくご教授お願いいたします。
Answer
打ち過ぎると池という最悪なシナリオが想定できる場合は
安全策を取るのが定石です。
ミスが少ない、そして多少打ちすぎても大怪我しない打ち方など
その状況に応じて選択する必要があります。
まず、下りでのアプローチは飛び過ぎない打ち方、すなわち
芯をわざと外した打ち方があります。
地面が泥で柔らかい場合などは、バンカーショットでわざとダフらせ
フェイスと球の間に泥を挟んで打つ方法があります。
これはタイガーウッズが全盛期に、17Y先のピンに向かって
下り斜面のグリーンに寄せた時に使った打ち方です。
大きく振ったので何が起きたかと思ったら、普通のベアグラウンドで
バンカー打ちをしたのです。
これにはさすがギャラリーも驚きでした。
ただ、これはグリーンの先に池がなかったので選択されたのだと思います。
池という危険がある場合には、芯を外したバンカーショットでも良いのですが
むしろ、今回のケースではウエッジをパターとして使い
ヒールを持ち上げてトウ側の下(芯を外して)パター打ちをすると
危険が一番少なくて間違っても池までは行かないかと思います。
この場合、SWで大きなストロークをすると、高く3Yほどはキャリーで飛び
さらに、ある程度スピンが掛かって止まろうとします。
下り斜面だと止めるのは難しいのですが、手前を狙ってバウンドさせて
乗せるよりも、より安全に寄せられるかと思います。
また、ライにもよりますが、ラフがきつく沈んでいた場合には
SWのポップアップショットやウッドによるポップアップショットなどがありますが
これは地面が硬くないと跳ね上がらないので状況しだいです。
いずれにせよ、色々な打ち方がありますので、引き出しを増やすことです。
ただ、このような特殊なケースは上級者以上が取り組めば良いでしょう。
初心者は番手や打ち方を少なくして、それぞれの精度を上げ
特殊なケースは二回で寄せるくらいの気持ちで良いと思います。
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