このまま打ち方を固めてもいいですか？

Question

７番アイアンで１４０か１５０位飛べば後は方向性重視にして
練習していいんでしょうか？？
初心者で、これまでどの番手でも８０ヤード位しか飛ばない状況でした。
まっすぐは飛んでいたのですが、やはり人並みには飛ばしたいなと思い色々試し、
左肩が開いているので打ち上げているのかなと思いあたりました。

そこで左肩を閉じたままで打つようにイメージしてやったけっか
１４０～１５０ヤード７番アイアンで飛ぶようになりました。
ピッチングだと100のラインをちょっと超えるくらいでした。

ゴルフの競技性を考えると「同じクラブでいつも同じ距離を飛ばす」事が
大事なのかなと思いますので、このまま打ち方を固めようかと思うのですが。


Answer

スイングを診てみないと分かりませんが、当たれば良いという考えでは
行く末はオヤジスイングという事もありますので、効率の良いフォーム
になっているかどうかの確認が必要です。

また、距離がでれば正解とするのも危険です。
普通の男性が芯に当たれば出る距離ですので、間違ってはいませんが
それが正解かどうかも分かりません。

なぜならば、弾道が低すぎて止まらない球だとか、スピン量が足りないとか
癖球になっているかも知れないことや、ミスが多くでる振り方かも知れません。
１０球中２球だけそのナイスショットがでるけど、あとはチョロだったりすれば
どこかが間違っている可能性もあります。

どの番手を打っても８０Ｙしか飛ばなかった時点で、芯を外していたのですが
芯に当てることができるようになって有頂天でいると、また元にいつでも戻ります。
なぜ当たっていなかったのか、なぜ当たるようになったのかが理解できていますか？

左肩を閉じた結果だと仰っておりますが、たまたあまその動きによって
帳尻が合って芯に当たっただけかも知れません。
その動き自体が基本動作どおりなのか、あるいは帳尻合わせの
一時的なミートなのかは動画を撮って、確認する必要があります。

また、それが正しい動きであったとしても、これから固めるのに
何年と掛かります。
その間に頭で理解できていない人は忘れたり、ズレたりした時に
どこにどう戻して良いのかが分かりません。

基準となる位置や指針がなく、ただ闇雲に打っている人は
ズレがどんどん大きくなっていつでも崩れます。
ズレは毎日でもありますので、それを調整することも重要です。

球に当てに行く練習は必ずしも良いとは限りません。
それよりも素振りでフォームを固めたり、正しい動きを確認しながら
スローやなぞりで定着させることが大切です。

まずはご自身のスイングを客観的に見て
ご自身が納得する理想の動きになっているかどうかを
確認してみてはいかがでしょうか？