2017年8月11日金曜日

調子が悪い時の修正法とは


Question

ゴルフのスイングですが、調子が悪くなったら
どうやってリセットしていますか?

自分の場合は

1. グリップを確認
2. ハーフスイングをしっかりやる
3. フルスイングはゆっくりテイクバックして、
 返しは重力にまかせて自然に降ろすのを意識

というようにしています。
チェックポイントなどあれば参考にしたいので教えてください。


Answer

あらゆるところがズレたりブレたりすると調子が悪くなります。
これは人間ですので、ズレない人はいません。
毎日でも、毎回でも、常にズレると思ってください。

ただ、悪くなった時にリセットして、すぐに治る
というものではありません。

プロでも数年で打てなくなる人がいます。
一時期は調子が良くても、一度おかしくなると戻せない
という選手が数多くいます。
したがって、世界のトッププロ達は、そのズレを見つけるために
コーチを雇って、毎日でも調整を行っています。

ズレやブレをそのままにしておくと、どんどんおかしくなって
本来のスイングとは掛け離れた事をやっていることがあります。

このズレは人によって違い、また同じ人でも常に同じではありません。
当たらなくなるのは軌道のズレです。
また、方向のズレはフォームやタイミングのズレで、飛距離が落ちるのは
体が使えていないなどが原因です。

また、勘違いスイングをしている人が多く、思った通りには
ほとんどの人は動いていません。
頭と体が違う、実際の動きと思っている動きが違うなど
ゴルフは勘違いや思い込みが激しく、ズレたりブレたりしても
ほとんどの人が気がつきません。

軌道のズレは全身のどこかが違っています。
腕や手なども、緩んだだけで軌道が変わります。
また、右膝がスエーしただけでダフりますので
全身のチェックが必要だということです。

人によってズレ易い部位とそうでない部位がありますが
いずれは全てがズレると思ってください。
したがって、それぞれの動作をしっかりと把握しておく必要があります。

アドレスの形、テイクバック、切り替えし、ダウンスイング、インパクト、
フォローやフィニッシュの形をしっかりと頭で記憶することです。
感覚だけではなく、どこにズレた時に戻すのかの形や位置です。

そして、その戻す位置の点と点を結んだのが軌道で、
寸分のくるいもなく結べれば真芯に当たり、真っ直ぐに思った距離が出るのです。

そして、それぞれの部位や場所でのチェックポイントを決める必要があります。
一番大切なのは、その形が少しでもズレたらすぐに判るかどうかです。

たとえばトップでシャフト、腕、肩のラインが一平面上にあれば
トップで止めた時に鏡でみれば一目瞭然です。
ところが、肩は垂直に対して60度、シャフトは53度、腕は46度と
バラバラだった場合には、どこがどれだけズレたのかが解かり難いのです。

毎日でもこのズレを発見し、調整をしなければ
いずれは当たらなくなります。
早期発見、早期修正がないとゴルフは定着安定しません。

一番解かりやすいのが直線、次が90度、そしてその次が45度です。
この角度に合わせたチェックポイントを設けることによって
よりズレの発見がし易くなりますので、その意味も含めて
全てをスクエアにすることが大切です。

質問者さんの改善法は今現在には有効かと思いますが
常にそれが正解とは限りませんし、また他の人には無効かも知れません。
このようなアバウトなゴルフでは途中で必ず限界がでてきます。
最初から基本通りに、効率の良い上達法を習得しましょう。





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