2017年8月15日火曜日

30Yの寄せが上手くいきません


Question

100ヤード前後はPWで距離が合いますが、
40とか50ヤードの距離が全然合いません。
一応PWのハーフショットを練習しているのですが全然だめです。
シャンクやトップも頻発します。
30ヤード以内なら全部パターで寄せますが、
それ以上はきついです。
どうやって練習すればいいですか?


Answer

30Yのアプローチには色々な種類の打ち方があります。
フルショトは飛び過ぎますので使えません。
また、ハーフショットも飛び過ぎます。

では、何を使うのかです。
この距離は数種類あります。
ライによって、また転がせるのか上げなければならないのかなど
その時の状況に応じて、それぞれに打ち方が違います。

まず、花道などの芝の短い所から、グリーンエッジまで5Y、
残りの25Yがグリーンだったとします。

この場合はPWや9番アイアンでローチップで転がします。
両腕を脇に引き寄せて、肩の回転だけで球を右に置いて
振り子のように同じ速度で打ちます。

また、グリーンから5Yでもラフで、球が浮いている場合には
同じようにチップショットですが、今度は上げるハイチップです。
これは球を左に置いて、ウエッジを使います。

そして、10Yほどのバンカー超えで、グリーンが20Y近く
転がせる場合には同じようにハイチップで良いのですが
球があまり浮いていなかったり、深いラフで草が太く沈んでいる場合などは
フロップショットと言って、草ごと刈るようなショットで上げます。

そして、グリーン裏などの低い位置からグリーンに上げて、
すぐにピンがあり、ピンを過ぎるとかなりのくだりだったりする場合は
思い切り上げて止める必要があります。

この場合にはロブショットで寄せます。
これはヘッドから上げてヘッドを走らせ、HSで止めるという打法で
両手を雑巾絞りのように内側に絞ってグリップする打ち方です。

また、花道が25Yでグリーン・エッジから5Yでピン
という場合には上げて止めるか、芝が短ければ全て転がし
というチョイスもあります。

58度くらいで打ち込んで止めることもでいますし
ピッチショットでもヒールだけ打ち込むショットなど
安全に確実に打てる打ち方を習得すると良いでしょう。

このように、グリーン周りは色々な状況がありますので
それに対して、一番効率の良い、距離感の出せる打ち方を使うことです。
この一打で18打違ってきますので、ショートゲームは
まず打ち方の練習、それから現場での体験による慣れる必要があります。

練習場で、できるだけ引き出しを増やし、あとは実践で覚えましょう。




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