2017年8月16日水曜日

5年経ってもスライスが治らない


Question

ドライバーでスライスを改善したいのですが、
もうゴルフ歴5年経っても少しも改善されません。

スタンスを変えてみたり、グリップ、テークバックを変えたりしたのですが、
効果が見られませんでした。
アドバイス頂ければ幸いです。


Answer

とても残念な方のようですが、まだましです。
30年のゴルフ歴の人でも、同じようにスライスが止まらない人がいました。
ラウンド中、7~8回はOBです。
しかも、隣のその隣のホールまで曲げていました。

スライスを出す人の共通している点は力任せに横振りすることです。
その人も毎日のようにジムで筋トレをして、飛距離を出そうとしていたのですが
せっかくだから気持ち良く振りたいと言ってはどスライスを出すのです。

気持ち良く振るのは良いのですが、振り方が違い、タイミングが違い
思い切り振れば真っ直ぐに飛ぶと勘違いされていました。

クラブをしっかりと返すには、それなりの技術や動きが必要なのですが
基礎練習によってその技術を身につければ良い物を
勝手に、そして自由に気持ち良く振るだけでした。

練習場で様子を見ていると、PWで水平までトップを深め
140Y出したと喜んでいます。
この振り方でDRを振れば、スライスになるのは当たり前です。

アイアンも、そしてDRも、とにかく気持ち良く振りたいだけなのです。
これなら全ての番手を同じ長さと同じ重さにしない限り
全てが真っ直ぐには打てません。

その原理も無視、とにかく速く振れば飛ぶということしか頭にない
ゴルフIQの低いとても残念な人でした。

スライスは手の速度とヘッドの速度がピタリと合わなければなりません。
力を入れるのは手の速度を上げる事ですので、力を入れれば
入れるほどスライスになります。

ヘッドを走らせるという技術を身につけない限りは
スイング速度を落とすしかありません。

スイング速度を落とせば飛距離は落ちますので、このようなIQの低い人は
ヘッドを走らせる方法をいくつか習得しなければならなのですが
その地道でコツコツと練習する事が嫌いなので、一生曲げてろ!
というしかありません。

これが我流ゴルファー悪いところです。
自分の好きにやって上手くなりたいという我が強過ぎるのです。
その我が強い人が行うゴルフを我流というのです。

人の言うことを聞かない人は損をします。
簡単に上手くなった人などいないのです。
地道な事をコツコツとやらない人にゴルフの上達はないでしょう。




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