Question
トッププロ達の打ち方を見ていたら、それぞれに同じショートアイアンでも
前傾がやたらと寝かせている人と、立ち気味の人などがいました。
これは自分の好きな角度で打っても良いということでしょうか?
それとも身長やクラブの長さが違うからなのでしょうか?
Answer
とても良いところに気が付かれましたね。
この前傾角度に関してはほとんどのゴルファーがアバウトです。
もともとクラブは各番手ごとに前傾角度が違います。(ライ角が違う)
角度を変えることによって長さの違うクラブを、
同じ角度で打つ事が出来るからです。
ところが、13本のクラブはそれぞれに長さが違います。
もし、同じ前傾角度で振るとしたら、
13種類の違う角度の軌道で打たなければ当たりません。
しかし、クラブは一種類で全ての番手が打てるように設計してあります。
したがって、そのクラブの使い方を覚える必要があるのです。
まず、全ての番手は自分の体に対しては同じ角度で振ります。
違うのは前傾角度です。
したがって、地面に対しては同じ角度にはなりません。
一種類の軌道で振るには、背骨に対するシャフトの角度が
全ての番手で一定でなければなりません。
アドレスで構えた時に、背骨(スパイン)に対して、
シャフトが何度になっているかです。
ほとんどのプロは90~110度の間です。
また、全クラブでこの角度(スパインシャフト角)が同じ人と
アイアンは同じでも、ウッドだけ違う角度の人、また
アイアン、UT、ウッド、DRと4種の角度で打っている人もいます。
たとえ4種類でも13種類よりは早く定着し、ミスが少ないのですが
それでしたら、全てを一緒にしてワンスイングにした方がより早く安定します。
要は、何度でも、全ての番手で同じスパインシャフト角にすることです。
ほとんどのゴルファーはこの無駄な遠回りをしています。
幼少期から遊びで上手くなったプロ達は、ワンスイングになっていない
人も大勢るのですが、あまりにも完成度が高いので、何種類でも
器用にこなしてしまうのです。
アマチュアで大人になってからゴルフを始めた人は、
そんな遠回りをしている暇はありません。
最短の方法で習得されることが大切です。
ミクシーのバーチャル・ゴルフ・教室に、このような基礎が書かれています。
無駄のない上達法を習得してください。
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