2017年10月23日月曜日
初心者は飛ばないものなのでしょうか?
Question
始めて半年ですが最近悩んでいます
慣れてきて思ったのですが、他の人に比べて距離が全然でません。
7番アイアンで120y、5番アイアンで140y、ドライバーで200y程度です。
力いっぱい振るとフォームが極端に崩れてしまいます。
初心者は飛ばないものなのか、素振りなどの練習してれば飛ぶようになりますか?
Answer
男性ですよね。
通常、見よう見まねで始めたばかりのゴルファーはそんなものです。
筋力が付いて、慣れれば多少は伸びます。
しかし、それ以上は行かないでしょう。
さて、200Y飛んだらその次は効率の良い振り方があります。
そして、それで250~260Yほど飛びますが、それ以上は
飛ばしの技を習得しないと伸びません。
効率の良い振り方とは、全身を使って振る動きです。
まず、基本的には重力と張りを使う方法です。
重力とは体重移動や落下力です。
それにはしっかりと体重を移動すること、また右から左にヘッドを移動させて
打つのではなく、後ろを向いたまま右上から左下の斜め下に落とす
という縦の力を使うことです。
そして、張りとは筋肉の張りです。
体を弓にして打つ、また足先からヘッドまでをムチとして使うことです。
また、ヘッドの動きを速くする動かし方で振る事です。
錆付いたロボットのような動きではなく、滑らかに無駄のない動きで
効率良く動くことです。
できるだけ少ない力でできるだけ飛距離を出す打ち方が
効率が良いという打ち方になります。
ゆったりと振って、それでもHSは上がるという打ち方です。
このスムーズに体を動かすために武道で言う型があります。
これがスイングのフォームです。
この型をまず覚えることで、無駄のない綺麗な動きができるのです。
また、HSを上げるためにレイトヒティングという打ち方をします。
これはリリースをできるだけ遅くする方法で、ヘッドをすぐに下ろさず
体重移動し、打つ体勢になってからクラブを落とすという時間差です。
そして、引き寄せによってヘッドの速度を上げます。
回転する物は軸に近いほど速く回ります。
ヘッドが遠回りしないように、ヘッドが体に巻きつくような落とし方をすると
HSが一段と上がります。
まずは、これらの動きに慣れて定着させることです。
動きを忘れたり、ズレたりしても必ず元に戻すという修正を繰り返しながら
2年ほどは定着練習をします。
そして芯をあまり外さなくなってから飛ばしの技を取り入れます。
体全体のパワーを使ったり、特に腹筋や太腿の太い筋肉を使った
パワフルな動きによって飛距離を伸ばします。
それらの技は10種類以上ありますので、その段階になってから
習得するようにしてください。
しばらくは効率の良いフォームや基本動作をマスターしてください。
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