2017年10月30日月曜日
アイアンで引っ掛けが止まらない
Question
アイアンで激しく左に引っ掛けが止まりません。
どういった原因があるのですか?
はじめて一年は経ちますが、教えてください
Answer
引っ掛けには大きく分けると2種類あります。
一つは芯を外した引っ掛け、これは距離が出ません。
そして二つ目は芯に当てて目標よりも左に出る球です。
また、後者でもそのまま左に真っ直ぐ行く球や
途中からスライスして右に進む球などもあります。
さて、ご質問の引っかけとは、恐らく芯に当たって
そのまま左に真っ直ぐに進む球のことかと思います。
初心者の方ですので、途中からスライスという可能性もあり
これはそれぞれに原因が違います。
まず、短に引っ掛けて真っ直ぐに進む場合ですが
この原因として一番多いのはトップの深さです。
アイアンは、特に短い物はトップでのシャフトの角度が
水平に対して60度程度で真っ直ぐに飛ぶように設計されています。
しかし、初心者はどの番手も同じように水平まで深く上げて
同じ深さから打つので、短いクラブは引っ掛け、DRではスライス
と方向が一定になりません。
また、途中からスライスの場合には、アウトイン軌道で振っていることが
一番の原因と考えられます。
これは肩の開きが早いのでフェイドになるためです。
肩の開きとは、トップからの切り替えしで、始動が左の肩になることで
最初に左の肩が動くと肩が先に回って、あとから手が下りてくるので
アウトサイドインの軌道になるのです。
これは肩を始動する前に手を落とし始めれば治ります。
どの番手も始動からフィニッシュまでの時間は同じで
真っ直ぐに打てるように設計されています。
トップの位置をどの番手も同じにして打つと
力や速度を番手ごとに変えなければならず、ここで13種類の打ち方を
習得する必要性が生まれ、人の13倍遠回りする事になるのです。
ゴルフはいくらでも遠回りします。
できる限り遠回りしないように、基礎を勉強し、基本通りに
振る練習をしてください。
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