2017年12月25日月曜日

ハンドアップで構えるのはダメですか?


Question

アドレスのとき手首は真っすぐせず、軽く親指方向へ曲げると
教えてもらったのですが、作った手首の角度をインパクト時に再現できない
(手首をがっちり固定すればできそうですが)
と例えば手首が真っすぐ伸びてダフったり、逆に角度が深すぎて
失敗しそうなのでどうしてもアドレスで手首をまっすぐにしてしましまいます。

やはり手首まっすぐにではダメなんでしょうか?
だとすればどうやれば手首の角度を維持してインパクトできるのでしょうか?
お知恵を拝借頂きたくよろしくお願いいたします。


Answer

手首は親指側に曲げるとありますので、アームシャフト角を150度程度に曲げ
アドレスをするという意味で、甲側ではないと思われます。
これに対して、インパクトではその角度が維持できずに、
170度ないし180度近く伸びてしまうというご質問だと思います。

手首は非常に重要で、甲側に曲がる角度が一定でないと軌道がズレ、
親指側が一定でないとタイミングがズレます。
どちらの方向にせよ安定させないとまともに当たりません。

しかし、左手首は親指側にはコックしてHSを上げるという大切な動作があり
これをマスターしないと飛距離を損する事になります。

さて、このアームシャフト角ですが、二つのパターンがあります。
インサイドイン打法ではアドレス時の角度をインパクトで再現する
というのがコンセプトで、150度で構えて150度で打ちます。

また、インサイドスクエア軌道でスイングする場合には、
手の軌道はインサイドンではなく、インサイドスクエアにして
アームシャフト角をマックスに伸ばして打ちます。

前者はシンプルにできるだけ動かさないというコンセプト、
そして後者は遠心力で伸びるのだから、伸ばして打つのが自然という
どちらも正しい理論から成り立っています。

しかし、これは時代によって打法が変わった事があり、
タイガー以前はゆったりと振り、以降は高速スイングになった事で、
高速になればなるほど遠心力で伸びてしまうという事から
インサイドスクエアで打つトップ選手が増えてきたのです。

また、モーノーマン氏はアドレスからアームシャフト角を180度に伸ばして
そこに戻して打つという打法を開発しています。
これは両方の良いところを取った打ち方なので、手首を真っ直ぐにして
アドレスし、そこに戻すという打ち方は決して間違ってはいません。

超高速で振るのか、それともオーソドックスに振るのか
これは個人の価値観や好みの問題です。
超高速でインサイドインで振るにはアームシャフト角を伸ばさないように
かなりの力が必要になり、またその誤差を埋めるためにかなりの力加減や
タイミングの調整で難易度が上がってしまうことが考えられます。

上級者の場合、フルスイングはタイガー打法、コントロールショット以下は
インサイドイン打法やモーノーマン打法、また初心者は全てを
モーンーマン打法にしても全く問題はないと思います。




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