2017年12月6日水曜日

ドライバーのフック地獄について


Question

先週まで綺麗に真っ直ぐそこそこ飛距離もあり
(大きいコンペでドラコンを1日で二回取っています)
完成かなって思っていたのですが、
ここ最近ドフックのさらにドフックが出て困っています。
打ちっぱなしに5回行っても全部全球ドフックです。

ネットで理論やYouTubeでスイング動画を見て研究をして
原因は判りましたが、全く直りません。
手首の強い返しとスランプで崩れた下半身のフォーム
だと思うんですが、修正不可能レベルで直りません。
精神的な問題もあるのかなと思います。


Answer

原因が判ったと言う事なのですが本当でしょうか?
ゴルフは勘違いは多く、また積もりスイングや、日替わりスイングで
スイング自体を維持するのが大変困難です。

下半身の崩れたフォームとはどういう事でしょうか?
体重移動ができないと引っ掛け球はでますが、それでしょうか?

確かに手首の返しが酷いとフックする事がありますが
これもタイミングです。
手首にいくら力があっても、スイング速度を上げれば間に合いませんし
右や左にバラバラになるのが普通です。

まず、フックの原因を特定する必要があるのですが
今の段階ではご自身では確認することが困難かも知れません。

原因を特定するには、一番簡単なのは判る人に診てもらう事です。
これが最短で一番安上がりです。

次にできる事はその原因とされている事を一つずつ修正し
それでストレート球が出るかどうかです。
これでほとんどのケースは特定できます。

また、真っ直ぐに打てていた時期の動作自体にも問題があった
可能性がありますので、偶然に当たっていれば良いのではなく
どうすれば真っ直ぐに打てるかを習得する事です。


まず、一番多い原因はフックグリップです。
ほとんどの方がスクエアだというグリップはフックです。

左の親指が真上です。
現在はウイークグリップと言う人がほとんどですが、
これが本来のスクエアグリップです。

そして、オーバースイング、アウトイン軌道などが続きます。
また、シャフトが柔らかいとどちらにも曲がりますので
硬い物に交換です。

そして、さらに改善すると良いとされているのが、シャットで上げて
シャットで下ろして閉じないスイングです。

フォローでは左の手首を甲側に向けて曲げ、フェイスをすぐに
返さないフォローにすると引っ掛け難くなります。
高速でスイングする場合にはこれが必要です。

情報過多の世の中ですので、余計な情報を信じないことも
大切かと思います。

初心者のほとんどはスライスやフェイドが治りません。
それをクラブメーカーは重心距離を短くしたり、フックフェイス
にしてみたり、ライ角をやたらとアップライトにしたりして
スライスが出難いクラブを作っては試打させて売るのです。

クラブ自体がフックになるように作られていますので
ストレートが打てるクラブに調整する必要もあります。

いずれにせよ原因を特定する事です。
ただ、試行錯誤すると大幅に崩れる危険性がありますので
無駄のない手段で修正する事をお薦めします。






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