2018年1月14日日曜日

アウトイン軌道の治し方


Question

どのようにしてアウトサイドイン直しました???


Answer

なぜアウトインになるかご存知でしょうか?
原理が分かれば治し方も分かると思います。

ほとんどの人は自然に振るとアウトインになります。
なぜだと思われますか?

それはクラブを「振る」と言う言葉でも分かりますが
打ち方を勘違いしているところがあるからです。

振るというと普通は横に動かす動作を意味します。
また、英語のスイングとはこれも横に移動させるので
ブランコの動きを表現した言葉です。

右から左にクラブが移動しているのを見ると
誰でも右から左へと横に振っているとしか思えず
ゴルフは横に振る物と思い込んでいます。

しかし、ここがゴルフの大きな勘違いなのです。
もちろん、ヘッドは横に移動しているのですが、
体の動かし方としては、実は縦に杭を打ち付ける
という縦の動作が入っているのです。


ダウンスイングはバンプ、ダンプ、ターンと
3つの部分に分けられます。
タメ、引き落とし、回転という内容です。

ところが、アウトインに横振りする人はターン、ダンプだけです。
バンプのタメがありませんし、順序も違います。
この振り方だと、先に肩を回転させてから引き落とすので、
アウトインになってしまうのです。

このバンプとは左肩を動かさずに打つ体勢に体重移動をしたり
体を弓にすることで、腹筋や体全体にパワーを貯める動作です。
「トップでは間を置いて」と解説されていますので、良く
トップで休憩している人がいるのですが、本来のスイングは
その切り替えしの間にエネルギーをタメているのです。

腹筋の太い筋肉をここで使わずに、胴回りの細い筋肉で「捻転戻し」
をして打っている人がほとんどですが、これが見た目だけを真似した
動きとして一般的なスイングとなって指導されているのです。

これが原因でフェイドしか出ない人がほとんどで、
それを正当化するために持ち球説が横行し、フェイドの方が良いなどと
根本的な原理まで捻じ曲げられているのが現状です。

ここで大切なのは、切り替えし、ないしダウンスイングの始動では
左の肩を止めて動かさないことです。
また、バンプでタメている間はクラブは一切動かしません。

普通、横に振ろうとすると、まず肩を早く回転させようとして
「捻転戻し」に力を入れてしまいます。
これがアウトインの原因であり、ヒールトップの原因にもなるのです。
しかも、ヘッドから先に落とせなどというジャンク理論まであって、
惑わされているのです。

まずは、肩の回転だけで打つという勘違いを直し、飛球線上後方に
胸を向けたままバンプのタメを行い、それから左斜め下にグラブを
「杭打ち」する動作、すなわち背面打ちをする事です。

バンプでの姿勢や動作、ダンプでの引き落とし方法、そして
ターンの体と腕を一体にして回転する方法や詳細は
ミクシーのコミュニティーで解説されています。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003





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