2018年1月15日月曜日
スライサーのウエイトバランス?!
Question
スライサーはグリップを軽くした方がいいですか?
重くした方がいいですか?
Answer
クラブにはウエイトバランスと呼ばれるものがあります。
これは振った時に軽く感じる度合いを数値で表したものです。
たとえば総重量は同じでも、実際に振った時にヘッド側が重い場合いは重く、
グリップ側が重い場合いは軽く感じるというものです。
現在、D2というウエイトバランスにほとんどのクラブが調整されており
長年の経験から、この数値が平均的に適正であるとされています。
さて、ウエイトバランスが軽い場合、ヘッドは早く返ります。
したがって球は左に出るので、全ての番手は同じウエイトバランスに
調整されています。
したがって、振り遅れの人はヘッドを軽くするか、手元のグリップ側を
重くするかでウエイトバランスを軽くするという手はあります。
しかし、問題はDRだけスライスするのでDRだけウエイトバランスを
軽くするという応急処置をすると、全ての番手で真っ直ぐに打てる人が
そのセットを使うとDRだけ左に引っ掛けます。
逆に言うと、そのウエイトバランスが揃っていないセットで練習して
上手くなるには、2種類の打ち方を定着させなければなりません。
これではワンスイングのコンセプトに反し、遠回りをします。
まず、100を切るまではどんなセットを使ってもスコアは良くなりません。
しかし、ウエイトバランスがくるっていると70台は出なくなります。
ウエイトバランスを変えるのではなく、打ち方を修正し
同じウエイトバランスであればどの番手も真っ直ぐに打てなければなりません。
ただし、現在販売されている軽量型はシャフトが異常に柔らかく
高齢者用に作られていますので、若い男子が振るとしなりや捻じれが大きく
それだけでスライスになる事はあります。
また、女性や子供は全ての番手のウエイトバランスを軽くする事で
逆にHSが上がります。
筋力によって調整すると良いでしょう。
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