2018年2月13日火曜日

意識し過ぎてぎこちない


Question

最近レッスンに通ってるのですが、色々意識しすぎて
スイングがぎこちなくなってしまいます。

体に染み込ます迄は仕方ないのかもしれせんが、
コースに出る時はあんまり考えすぎないように言われたりもします。
コースに出る時は何を意識してラウンドしてますか?


Answer

課題が多過ぎて、まだちゃんとした動きができていない段階ですね。
ここは誰でも通る道です。

動きは基本動作だけでも数十ヶ所を決めなければなりません。
特にヘッドの軌道や軸のブレなどは、完全に定着させないと
連続で当てる事すらできません。

レッスンで色々とダメ出しをされると思いますが、その部分は
そこだけ何度も反復をして、意識せずに済むまで
定着をさせるのがゴルフです。

まだ何一つ定着もしていない段階でラウンドしても
上手く行くはずはありません。
数回できたからと言って、コースでそれが出るはずがないのです。

ひとつの動き、例えば左手首がグラグラと動く人が大勢います。
それを固定するだけでもかなりの年月が掛かる場合もあるのです。

このような肝心な部分は何ヶ所もあります。
それを同時に行うには、いちいち考えていたり意識するだけで
できる分けがないのです。

まず、ゴルフがどれだけ難しいものなのかがお分かりでないようですが
この一つ一つのチェックポイントはモダン打法だと100ヶ所を越えます。

この動きを一つ一つ定着させるには、2~3ヶ所ずつ定着させるのです。
それで100ヶ所全部が意識せずに自然に条件反射的に動くようになるまで
修正を繰り返しながら定着させるのに早くても2~3年、遅い人なら
5~6年は掛かるでしょう。

新しい動きはぎこちないのは当たり前です。
その動きが意識せずにできるようになるまで反復練習を行い
一つ一つを記憶させながら積み上げて行きます。
これはどんなスポーツでも同じです。
特にゴルフは簡単に見えるだけ、みなさん甘く見積もっています。

ゴルフは地球上で一番難しいスポーツです。
意識しただけでできるようなものではありません。
心して取り組む必要があります。

教えてもらった動きは徹底的にそれぞれを1万回ずつ行ってみましょう。
それをやらない限りはゴルフは上手くはならないのです。
偶然に当たって一時的に良いスコアが出てもすぐに崩れます。
その繰り返しをしていると一生上達せずに終わってしまいます。

せっかく習っておられるのですから、真面目にそして真剣に取り組みましょう。





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