2018年3月20日火曜日

上達のためには鬼になる?!


Question

安定して80台前半のスコアでラウンド出来るようになるには
鬼にならなきゃ無理ですか?


Answer

ある意味何かを犠牲にしなければなりません。
練習の時間を作るにも、経済面にしても
ある程度優先順序を変える必要があるかも知れません。

名言集にこんなのがあります。


・ ハンディ30の人は、ゴルフをおろそかにする。
  ハンディ20の人は、家庭をおろそかにする。
  ハンディ10の人は、仕事をおろそかにする。
  ハンディ5以下の人は、すべてをおろそかにする。

             ーーーー デイビッド・ロイド・ジョージ


まさにその通りだと実感しています。
初心者は真剣みが足りず、適当に我流で振っていれば
いずれは上手くなると勘違いしています。

これは上級者から見ればゴルフをおろそかにしているように見えるのです。
基礎も勉強せず、練習も週一で、雑誌などのジャンク理論を取り入れ
いとも簡単に上に行けると思っている段階です。

ところがある程度プレーしているとアップダウンがあり、
このままでは上達できないと模索を始める時期に突入します。
これで、もっと真剣にならないと上手くなれないと初めて気がつくのです。

そして週一の練習が増えてその時間をどこから持って来るかです。
となると今までに使っていた何かの時間を削らなければなりません。

そこで80~90台で回るには2日のお休みの内、一日は家族
そしてもう一日はゴルフと家庭を犠牲にするのです。

この際に理解がある家族でしたら良いのですが、そのつどぶつかって
嫌味を言われたり、喧嘩しなければ出て来れないお父さんもいるでしょう。
となると、その時点で鬼になれない人は恐らくそれまでになるかも知れません。

私はアメリカでツアープロの先生に習う時に、先生と同じレベルになりたい
と言ったら、家庭と仕事を犠牲にできるのか? と言われた事がありました。
まさに、このことを言っていたのです。
全てを犠牲にしなければ、そのレベルには行けないと言う事だったのです。

甲子園に出場する野球男児達は仕事もしていませんし、
家族サービスもしていません。
上げ膳据膳で洗濯や掃除もしていません。

ゴルフもこのくらいのレベルにならないとプロには成れないのです。
いや、これでも成れない人がいくらでもいるのです。

80台前半ということは、ベストはパー、悪くても90以上は
叩かないという中級レベルですので、まだまだやらなければならない事が
沢山あります。

ただ、これはあくまでも一般論です。
平均的な事を言っていますので人によって違いはあります。

それは練習量だけではなく、同時に何をどう練習するかの内容も
同じくらいかあるいはそれ以上に重要です。


ゴルフはいくらでも遠回りします。
仕事をしながらの中高年は遠回りをしている余裕はありません。

一般アマチュアの方々は体力も時間も限界があります。
その中でいかに効率良く練習できるか、そして、空回りせず
余計な事をせず、シンプルに無駄をなくして最短で目的地に
どうすれば辿り着けるかが大きな問題です。

そのためには、そのノウハウを百万円出しても教えてもらう事です。
そうする事によって結局は安上がりで、しかも、達成感や満足感、
確実に成長している実感などのお金には変えられない貴重な喜びがあり、
これでいいんだという自信が生まれて、挫折や落ち込み悩みや迷い
などの少ない、価値あるゴルフ人生を得る事ができると思います。

もし、質問者さんがプロを目指す少年少女だったとしたら、高橋塾の
最高峰の技術や上達のノウハウを習う事は、将来的にプロとして数十億円の
価値がでる可能性があります。

いくら人生を掛けて、すべてを犠牲にして練習しても、その練習の内容が
お粗末であれば夢は実現しません。
何をどう習うかが実に重要な事だという事です。





0 件のコメント :

コメントを投稿