2018年3月21日水曜日

フェースターンについて


Question

テークバックで開いたフェースが戻りきらずスライスやシャンクします。
インパクトで左腕が止まっていないから押し出して左肘が引けているようです。
切り返しから右腰でリードしてクラブを縦に下ろしながら、
右腰を切りながら右腕が前に来るように練習してますが、なかなかできません。
タイミングが難しく、方向性はアバウトです。
左手甲を地面に向けながらフェースターンせずにスイングすれば、
フェースが開かず真っ直ぐ打てますが、やはりフェースターンを
練習するべきなのでしょうか?


Answer

フェイスターンとはフェイスローテーションの事だと思います。
インパクトでクラブを返す事としてお話します。

これはパワーのひとつでもあって、90度開き、90度締めると
180度の回転をするためにこれ自体がパワーとなります。

しかし、細かい筋肉で飛距離を稼ごうとするとタイミングが合いにくく
方向が悪くなるので控えめにして、脚などの大きな筋肉で
飛ばすというのが新しい打法です。

中期のころから言われていたのですが、シャットであげろという理論がこれで
最近はこれが主流になっているようです。

これはフェイスの開閉を120度程度にすることによって方向を良くしよう
としているのであって、フェイスローテーションによってシャンクやスライスが
出るのではありません。

また、右腰を切るという動作もあまり聞かないのですが
これによってプッシュしてシャンクしている可能性があります。

そもそもスライスはヘッドの振り遅れもありますので、ご自身で動画を撮って
実際に振っている時のトップの深さが浅かったり、ヘッドがダウンスイングで
遠回りしていたり、切り替えしで左肩始動になっていたりしていないか等も
確認する必要があるかと思います。

ご自身はフェイスターンしたりしなかったりと、それだけに神経を集中
されているのだと思いますが、実際にはほかの部位も違うことをしている
事があります。
特に左手首がグラついたり、トップの位置が変わってしまっていたり
肩が十分に回らなかったりなど、いろいろなズレやブレがあるものです。

また、右腕を前に来るようにダウンスイングしようとしているとありますが
それができていてプッシュしてシャンクする場合は前傾角度が足りない
という原因も考えられます。

要するに前傾が立ち過ぎているとふところが狭いので体で、そこに右腕を
押し込むとプッシュしてしまいますので前傾をもと深くしてみてください。

実際に診てみないとどんなスイングをされているかすら分かりませんが
ローテーションを控えめにしてシャットで上げて打つ方法で上手く打てる
のですから、それで良いと思います。





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