Question
ゴルフクラブについての質問です。
今月23日に発売されるキャロウェイのローグスタードライバー
のカスタムシャフトSpeeder Evolution IV 474と569の振動数を
教えてください。
Answer
振動数とは、グリップを固定し、ヘッドを弾いて上下に震動する
一分間の回数を言います。
これは何を意味するかというと、シャフトの柔らかさです。
また、シャフトのしなり具合だけを調べるにはシャフトだけを固定し、
先に錘をぶら下げてどこまで曲がるかという計り方もあります。
これはシャフトだけで、ヘッドもグリップのない状態でシャフト同士を
比較する時に用いる計測法です。
しかし、振動数とはヘッドもグリップも装着し、実際に使うことができる
状態にしてから計りますますので、同じシャフトでも長さ、ヘッドの重さ
によって振動数が違います。
重いヘッドを装着した時には振動数は減りますので、それだけ柔らかい
感触になり、また、シャフトが長いほど振動数は減って柔らかさの感覚
が大きくなるのです。
このしなりは、ほかのクラブとの流れを作るのに大変重要ですし、
あまりしなり過ぎるとタイミング調整や方向調整が困難になるために、
飛距離はでなくても硬いしならない振動数が高い物を
プロなどは選択しています。
したがって、新発売される新クラブはシャフトの種類や長さによって
それぞれの振動数が違っていますので、実際に計ってみるしかありません。
たとえばヘッドも最近は重さを錘で変えられるようになっていますので
どの重さの錘を付けるかによっても振動数は違ってきます。
振動数の理想は一直線になることですが水平ではなく傾いています。
ただ、あまりにもその傾斜がきついと意味がありません。
極力水平に近い一直線で作るのが現実的な流れです。
ところが、現在はセットごとに規格が違いますので、アイアン同士は
一直線になっていますが、UTセットになると全く違う所から始まって一直線、
そしてウッドセットも同じように全く違うところから始まって一直線、
DRになるとグニャグニャになっているのが純正という規格です。
これを長さ、重さ、振動数と全て13本すべてを一直線にするのが
イニシャルフィティングです。
このイニシャルフィティングはしなくても使えるのですが、
上級になるに従って総重量、ウエイトバランス、振動数、長さ、
ライ角などの調整を行って全てを同じ規格にすると良いでしょう。
新品は完成品ですが未調整です。
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