2018年6月14日木曜日

ゴルフで体を鍛える意味は?


Question

アスリートゴルフは分かるのですが、スイングは
クラブの重さを利用して打つのであって、筋肉は必要ない
と思うのですが、どうなんでしょうか?


Answer

一番分かりやすいのは子供と比べてみることです。
幼稚園児がクラブを振っているのと、ゴリマッチョの青年が
振っているのでは完全に違う事はお分かりいただけると思います。

これと同じように大人同士でも女性と男性では筋肉量が違い
同じ年齢や体重でも速度や力が違います。

ただ、女性でも筋肉を増やし、女子プロレスラーのように鍛えると
ひ弱な男性より飛ばす事が出来るのです。

では、筋肉質な人とひ弱な同じような男性同士はどうなのでしょうか?
同じ速度で同じように打ちます。
片方はゴリマッチョ、片方はガリガリだったとして、同じ速度
で振った時に何が違うのでしょうか?

これは軽トラックで100kmの速度で走るのと
フェラーリで100kmで走るのとの違いです。

軽トラックではそんな速度で走ると、まず走行が不安定です。
うねりが出たり、風の影響を受けてフラフラするかも知れません。

一方、300kmもでるスポーツカーでは100kmはまだ性能を
発揮していません。
一番安定するのが200km以上に設計されていますので
100kmの速度は慣らし運転のようなものです。

同じ年齢の青年でも、このように筋肉量には差があります。
メジャーリーグで活躍する野球選手と、ジャニーズのアイドルでは
いくら野球を長年やっていたとしてもその差は大きな物があります。

同じ速度で振るとしても、ゴリマッチョは50%の力で振り、
ガリガリ男子は120%の力で振らなければならないのです。
これによって、まず、軌道の安定感が違います。

細身の人はマン振りしている分けですので、軸がブレ易く
力んでフォームが崩れます。

片や50%の力で振る人は余裕です。
しっかりと同じ軌道を楽にキープする事ができるのです。

しかも、そのゴリマッチョが8割の力を出せば、さらに飛距離が出て
技だけではなく、筋力による安定性や飛距離を得る事が可能なのです。


飛ばしの技は7割、筋力は3割なのかも知れません。
200Yの飛距離の人は技を習得すると270Yまでは飛ばせ、
筋肉を付けると300Yまで伸びるという感じでしょうか。

筋肉だけで260Y出せていた人が飛ばしの技を全部習得すると、
320Y~360Yは出せる事になるかと思います。

脚腰の筋力は特に必要ですが、上半身や腕などの全身の筋肉が
スイングには関わってきますので、飛ばしの技が習得できたら
バットなどの重い物でゆっくりと振る事によって、直接必要な筋肉
が鍛えられるでしょう。

まずは体を筋肉で太くすることです。
週2~3回は筋肉痛がするまでの負荷で筋肉を鍛え、同時に充分な
栄養が必要です。
ミネラル類、ビタミン類、そしてアミノ酸類など筋肉を再生させる
ために必要な栄養素を十分に摂る事が大切です。

ただし、何でもほどおどにしておく事が大切です。
過ぎたるは及ばざるが如しです。
怪我をしないように充分に気を付けてください。



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