2018年6月29日金曜日

左一軸打法に関して


Question

50歳過ぎゴルフ歴20年、平均スコアー90前後、
ドライバー飛距離芯を食って240程度です。

半年くらい前にプロゴルファーの谷原秀人選手が提唱する左足一本打法
というのを知り、いい感じで打てるようになりました。

ドライバーの飛距離も20ヤード程度伸び、ダフリやトップのミスもすべての
クラブで少なくなりました。

前のスイングでダフリやトップのミスが多かったのは体重移動を
意識するあまり膝がスエーし頭も動いてしまってスイング軌道が
安定していなかったからだど思います。

左足1本足打法では膝がスエーしなくなり常にボールと頭の距離が
一定して打ててる感じを実感できます。


Answer

仰る通りに体重移動を組み込んだ打法は軸がブレ易いというデメリット
があるのですが、体重が乗るので飛距離が出るメリットもあります。

ところが、質問者さんは左一軸にして飛距離が伸びたとの事ですので
恐らく20年間芯に当たっていなかったのかも知れません。

ダフりトップが20年も治らず、90前後のスコアの方達は恐らく
全てがアバウトですので、精度という面に関しては軸を体の中にして
回転させた方がブレ難いと言う事かと思われます。

お年もお年ですし、20年掛けてやっとここまで来られたのですから
今更背骨軸を習って精度を上げる練習はされないと思いますので
このまま左一軸で良いと思います。

お遊びゴルファーの方々は地道な基礎練習や定着練習、精度を上げる
練習などが嫌いで、それがゆえにシングルにさえ成れません。
しかも定期的にコースに行き、コースで練習するから良いと言う人は
ちょっと休むとすぐに100以上叩きます。

90前後と言っても内容はほとんどボギーゴルフですので、全てにおいて
精度を上げる事も大切です。

ショートゲームにしてもパターにしても、全てがアバウトですので
この左一軸打法は感覚的に動きが少ないためにズレ難いかも知れません。

これで有名になったのが最近ではショーンフォーリーの
スタック&ティルト打法です。
これはフォームは進化した最新の形に似ており、
その昔の左一軸で打つという打法の進化形です。

ただ、タイガーウッズが一時期取り組んで、結局飛距離が出ないので
辞めてまた元のタイガー打法に戻しています。

タイガーが3年かけて完成させ、メジャーに勝てないと覚って辞めた
と同時にジャスティンローズも背骨軸にして飛距離を伸ばしています。

しかし、左一軸でも現在はザックジョンソンなどがそのままやっています
ので、世界のトップクラスでも否定されている分けではありませんが
古今東西、あくまでもマイナーな打法です。

恐らく谷口選手の左一軸とはS&Tではなく従来の左一軸かと
思われますが、正確性はどちらも高いので同じ事だと思います。

お遊びゴルファーは何でもありです。
できるだけ練習せず、できるだけご自身の考えでラウンドだけ楽しめば
それで満足な方々ですので、あえて打法を追求するのではなく、
精度を上げて再現性を高めるだけで良いかと思います。

いずれにせよ精度が上がるのであれば、今の質問者さんには好都合
かと思いますので、そのまま左一軸で楽しめば良いかと思います。




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