2018年6月28日木曜日

7番アイアンで100Y低弾道


Question

平均100程度のゴルファーです。初めて3年目になります。
最近、アイアンショットで、低弾道の球が良く出ます。
例えば、150y飛ぶ7番アイアンで、低弾道だと100yくらい
低弾道でまっすぐ飛びます。

曲がったり、変な方向に打ち出すわけでは無いので
大やけどにはならないのが、唯一の救いです。

これは「トップ」ですか?自分の中では、トップすると
チョロになる気がしてまして、この中途半端に飛ぶこれは
なんだろうという感じになってます。

宜しければ直し方も御教授頂けるとありがたいです


Answer

150Y飛ぶところ低弾道で100Yで落下と言う事でしょうか?
それは恐らくハーフトップと言われる球だと思います。

これは芯の下に球が当たって、いわゆる当たりが薄いと言われる
現象で、軌道が浮いている時に起こります。

ヘッドの軌道は斜めです。
これは縦の動きと横の動きの複合型で、両方のバランスが
取れている時にしか同じ角度で降りて来ません。

当たりが薄い場合は縦が弱いか、横が強いかのバランスです。
このバランスは自由自在に変える事ができます。

横の動きとは回転です。
体が回転をして右から左へと移動する動きが横だと言う事です。
そして、縦とは手が肩より上に上がり、打つ時には腰の辺りまで
降りて来る事で、これらの動きが同時にバランス良く動けば
斜めの軌道となるのです。

基本的に横の動きは体で作り、縦は腕の落下がほとんどです。
飛距離を出すにはこの両方の動きを多く組み込む事ですので
当たりが薄い時には縦を強くし、厚い時には横を強くします。

この方法でフォームを作り、どの動きをどれだけ組み込むかを決め
それを定着させる事でスイングが完成します。

横の動きとはまず腰の開き、肩の開き、左腕のローテーション、
右脚の蹴り、左足の蹴り、腰の逆回転、上半身の捻転戻し、
平行落としなどでほとんどは体が担当します。

縦の動きとはバンプのタメ、落下力、引き落とし、背面打ち、
落とし押し、右腕のスナップ、フルアンコックなどで、これらの
動きをどこまで組み込むかによって縦横のバランスを作ります。

まずはそれぞれの動きや効果を体験する事です。
これらの動作を身に着けて、それで実際にご自身で組み立てて行き、
それぞれの動きのタイミングをつかんで効率良く動けるようになったら、
それを素振りやエアーによって全ての動きができるように定着させ、
全てが自然にできるようになったら球を打って精度を上げます。

球打ちに入ったらフェイスの向きや軌道の調整、効率を上げる
練習など、球の行先を一定にする方向調整を行いながら、
ピンポイントで落とせるように練習します。

この間にも縦横のバランスが崩れて当たりが悪い事がありますが
特に薄くなる原因はバンプでの左肩始動です。
切り返しですぐに左の肩が動くとヘッドが浮いたり、スピードを上げて
打つと芯を外します。
これは縦横の強さが変わってしまうからです。

飛ばそうとして力むとほとんどの人は横を強くします。
それが原因がヒールトップしてチョロになるケースが多いのですが
この縦横のバランスを崩さずに、力んでも両方を同時に強くすれば
軌道がくるわずにしっかりと当てる事ができるのです。

まずはフォーム作りをしっかりと行って、納得のゆく動作を
作り上げてください。




0 件のコメント :

コメントを投稿