2018年7月12日木曜日

DRが5番ウッドに負けている


Question

ゴルフを初めて2ヶ月ですが、j15fのdiamanaで5番ウッドで
キャリー240くらいほぼ毎回安定してまっすぐ飛びます。
ドライバーはm2 2017 クロカゲを使用していますが、
すべての玉がスライスしてまっすぐ飛びません。

飛距離もウッドに負けます。
ただのミート不足ですか?それとも長いシャフトが
扱えていませんか?
練習方法があれば教えて頂けたらと思います。


Answer

最近のゴルフ雑誌にやっとクラブの長さに関しての記事が
載っていました。
45インチのクラブは長すぎるのではという内容で、
プロよりもアマチュアの方が長いクラブを使っている事もあり
やっと長尺ブームが終わろうとしている傾向にあるようです。

最近ではFWヒット率が47%しかなかった選手が、DRを42
インチにしただけで70%を超えて、その後すぐに優勝しています。

長いほど有利だと言うのも限界があることをプロは知っている
のですが、メーカー側との契約で長いクラブを使わざるをえず
長年その販促用クラブを使っていたのですが、ついに
反旗を翻すプロ選手が続出するようになりました。

5番ウッドで240Y出るのでしたら、DRはもっと、と思われる
かと思いますが、なかなかそういう計算は成り立ちません。

むしろ、5番ウッドの長さはDRよりも2インチほど短いために
ミート率が良い事、あるいはヘッドが小さいのでスイートスポット
が小さいく重いので球に掛かる重量が大きいなどの理由で
飛ぶ可能性が高いと思われます。

また、ロフトの角度もあって低い弾道だとランが増える事もあり
総飛距離はDRよりも多いという可能性も考えられます。
最近はこのような話を良く聞くようになりました。

DRが9.5度でウッドが15度だと5.5度の違いがあり
15度の方が当然高く上がって飛距離は短いと思いがちです。
ところが、DRはティーアップしますので、打ち出し角度が違い
むしろDRの方が弾道は高い事が多いのです。

まして、もともと42インチだったDRが長年の間に3インチも伸び
それが標準だと言われて何の疑問も持たずに使っている人達は
そのからくりが良く分からないのだと思います。

そもそもクラブのセットはPWからDRまで、長さは一直線だった
のですが、長い方が飛ぶという論理で長くして、毎年買わせて
販売を促進してきたのがメーカーです。

これはあまりにも多いゴルフメーカーが生存するためには
やむを得ない事だったのです。
ところが、クラブのセットの流れを変えてまで販促をしてきた
メーカーは良いクラブを作るのではなく、売れるクラブしか
作らなくなってしまいました。

プロよりも長いクラブを振り回してどうなのでしょうか?
まだまだ元の長さのクラブは入手困難なので、ウッドやDRは
ご自身で切ってもらって短くすると良いでしょう。

また、DRの弾道が一番低くなるようなロフトの組み合わせに
するセットを作るとか、DRが一番飛ぶように調整する事など
ご自身でセットをフィティングに出して調整する事をお奨めします。




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