2018年8月27日月曜日

パターの選び方


Question

今更ながらパターの選び方で悩んでます。
パターの形から、長さ、重さ、バランス、グリップなど
目安となることが知りたいです。


Answer

パターは物理的にはマレットタイプが易しい形状です。
これは芯を外してもスイートスポットが大きいので、さほど距離が
変わらないというメリットがあるからです。

しかし、どういう分けかL字型の某パターで100万円を超える物があり
デパートでショーケースに入っているのを見た時には愕然としました。
これはダイヤも金も使っていませんので、人気に対する値段です。

事パターとなるとかなり神経質に陥り易く、握り方を色々と変えてみたり
道具を替えてリフレッシュと言う選手も多くいます。

長さは身長や前傾角によるのですが、できるだけ前傾を深くし、
ストロークが直線に近くなるようにすると理論的には真っ直ぐに打てる
ようになるかと思われます。

したがって、ご自身の前傾を深くした時に適正な長さにし、重さはご自身の
ストローク幅でしっかりとあらゆる距離が打てる物が良いでしょう。

グリップは最近太い物が流行っていますが、太いほど方向が良くなったり
芯を外した時のたわみを抑える事もできるので良いと思います。

ただ、基本的にパターは好みだと思ってください、。
ご自身が振り易く、見た目も好きな物であればそれでこだわる必要はなく
握り方や道具ではなく、思った所に打てればそれ以上は望まない事です。

イプスで一番多いのがパターです。
一番短い距離なのに一番ストレスが掛かるのです。
パターのミスはプッシュやプル、しっかりと打っていないだけで、読み違い
はミスではありません。
難しいアンジュレーションや芝目などは初めてのコースで分かるはずが
ないのです。

それをライン読みも実力だと決めつけて、入らないとそれを悔しがって
いたのではきりがありません。
試合では事前にラインは全て把握しておけば良い事です。

思った方向と距離が打てたらそれで満点です。
入るはいらないは時の運です。
それがメンタルコントロールです。
これがストレスを軽減する方法ですので、握り方や道具に悩むのではなく
たかがゴルフだと思えるように気楽にプレーしてください。

また、長尺と言う手もありますね。
アダムスコットがとうとう断念して長尺にまた戻しましたので
それなりにメリットがあるのだと思います。
納得が行くまで試してみたら良いかも知れません。

ただ、一周回って来ると道具ではないと言うところで落ち着くかも知れません。
その昔パターでは世界一と言われたベンクレンショーという選手がいたのですが
タイガーウッズも習った事があるという選手です。
彼はガレージに26本の使わないパターがあったといいます。
長いゴルフ人生でそれだけ替えて来たのです。

でも、最終的に落ち着いたのは高校生時代に使っていた、一番慣れ親しんだ
パターだったそうです。
性格的に納得できない性分の方でしたら、30本くらい使ってみて一周回って
くれば良いし、最初からあまり気にしない人でしたら、その場で人のを借りても
入り方は変わらないようです。

私個人の意見としては全て気分的な問題だと思っています。
ただ、気分良く使える事もメリットですので、気になるのでしたら気分転換も
また、意識せずに済むようにする必要性もあると思います。
それぞれ個人の好みや価値観で選べば良いと思います。




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