2018年8月3日金曜日

テイクバックはどんなイメージ?


Question

ドライバーでアドレスをするとき軸を少し傾けるかと思いますが、
その際テイクバックはどういったイメージでやるのでしょうか?

わたしの場合なんとも慣れません(笑)


Answer

初心者の方は最初にメカニズムを習うのが嫌いで、自分勝手に
見よう見真似で振りたがりますが、実はその時に生涯の振り方が
決まってしまうと言われています。

途中で真剣にゴルフに取り組んで、大改造しない限りは最初の
1週間の振り方が基本のスイングになると言われています。

これがオヤジスイングの始まりです。
それがどんどん固まり、どう振っているのかもしらず、突然分からなく
なって治せなくなり、偶然当たるようになるとそれで良いと思い
そのうち再現性だけは高まってきてスコアがどんどん良くなって来る
のでそれが正解だと思い込み、一生そのままのスイングで終わって
しまうのです。

最初にどう動くのかを知る事は一生の宝となります。
勝手に振ってみてなんとなくできたからそれで良いと言う事ではなく
より効率的で効果的な振り方を最初から見極める事です。

通常初心者は1年もすると今までの方法では上に行けないと分かります。
そこでどうするかで生涯のゴルフ人生に雲泥の差が出ます。

250年とも600年とも言われるゴルフの歴史の中で、先人の知恵
が凝縮されているのが教科書です。

どう動くのが効率的なのか、ミスが少なく早く定着し、美しい動き
なのかが言い伝えられています。
先人の知恵を聞かず、自分勝手に振ってできると思い込んでいる人が
大勢いますが、それは大きな間違いです。

しかも、それでどんどんスコアが良くなったりするのですが、途中で
限界が来てそれ以上行けなくなるのです。
動きに非効率的な物や矛盾がある場合にはその段階から上には行けず、
悩んで崩してしまったり、ゴルフ自体が嫌になって辞めるのです。

これはそのレベルまで行ってみないと分からない事ですが、そこまで
行く間の壁を避ける事ができるのが教科書です。

メカニズムを知って頭で理解する事の大切さも、突然上げ方が
分からなくなって初めてその必要性が理解できるのです。

テイクバックの方法は代表的なものがいくつかあります。
大切なのは軸ブレし難い打法です。
うっかりや凡ミスが出ないような振り方をしておかないと、いざと言う
時にとんもない事になるのです。

ちなみにテイクバックの動きとは、手の上下、肩の回転、左手首
のコック、そして肩の上下運動に左腕のローテーションです。

この動作が同時に行われたのがテイクバックです。これに重心の
移動が必要ですが、中期の打法は肩の上下運動がありません。
したがって高速打法には適さないので打法自体が進化しました。

ゴルフは物理で習って感覚で振るのが基本です。




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