2018年9月2日日曜日

クラブセットのロフト角に関して


Question

上手い人ほどドライバーのロフトは立っているのに、
アイアンになると逆に寝ているのはなんでですか?
差が広がる一方です。


Answer

上手い人ほどDRのロフトが立っているというのはパワーがある人
と言う事ですね。
HSが速い人は球が上がり過ぎてしまいますので、ロフトを立てて
上がらないようにしているためです。

DRの飛距離は武器になります。
グリーンに近いほどより正確にピンに近づける事が可能で
ティーショットはできるだけ飛ばしたいものです。

しかし、二打目で乗せる時には飛び過ぎたらスコアメイクできません。
最近のクラブはロフトを立てて番手ずらしをしていますので
PWで150Yとか飛ばせるのですが、スコアメイクするのに大切な
のはそれ以内の距離でいかにベタピンにつけるかです。

となると、150Y以内のクラブが多いほど得になりますので
最近はウェッジを4本入れているプロが増えています。

例えばその昔はPWが52度だったのですが、今は44度と
二番手半ほど番手をずらしており、48度52度、56度、60度と
ウェッジのセットが必要になってきました。

慣れや練習によって48、54、60とか、48、52、58など
間隔を空けて揃えても充分にカバーできるはずです。

ただ、その昔はPWが52度で56度60度とプロが持っていた事を
考えると、下の方を充実させるためにはやはりウエッジが多いほど
便利かも知れません。

タイガーなどはPWが50度程度のあまり番手ずらしをしていない
セットを使っていますので、確かにロフトが寝ていると思われるかも
知れませんが、それでもそれ以前から比べれば立っています。

これは個人の好みの問題です。
もともとクラブ理論がこのように崩されているのですから、自分で
セットを作るしかありません。

シャフトの長さを一直線にしたり、ウッドの振動数を上げたり、また
ロフト角を揃えたりしないと本来のセットにはならないのです。

ロフト角やライ角を測ってもらい、この流れも一直線になるように
調整してもらい、それに慣れる事が大切です。




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