2018年9月6日木曜日

手始動でアーリーリリース?!


Question

トップからの切り返しで、どうしても手から始動してしまい
アーリーリリースになってしまいます。
我流で色々と試してみましたが上手くいきません。
何かキッカケになるようなアドバイスがあればよろしくお願いします!


Answer

まずは基本動作を習得する必要があると思います。
手から始動するのと、アーリーリリースは別動作です。

切り返しはバンプで、それから引き落としがあってからターンの
回転と言う順序でダウンスイングが組み立てられています。

ところが切り返しですぐにターンすると手が先に落ちて来る事があり
また、打とうとして手だけ先に落として来るようなケースもあります。

初心者は左手で右から左に引っ張って打つと言う人が多く、そのような
動きで打つと、飛ばそうとした時に左肩始動になってヒールトップ
するというフォームになっています。

動画をいくら見てもこのバンプ、ダンプ、ターンは見えません。
言われても恐らく解らないと思います。
しかし、実際に分解ドリルやなぞりを習うと、なるほどと言う、目から
鱗状態、神が降りてきた状態になると言います。

これによってミート率が上がり、効率の良さやヘッドの速度が一段と
違う事を経験すると、そこで始めて我流の振り方が間違っていた事に
気付くのです。

また、アーリーリリースはヘッドが遠回りしている場合があります。
テイクバックで遠くに出したヘッドは、切り返しで引き寄せてから
体の近くを通って降ろして来ます。

これはコックだけではなく、左腕のローテーションもできるだけ遅めて
体がインパクトの体勢になってから引き落として、一気にアンコック、
そしてローテーションをするようなタイミングで打つのです。

ところが、動画を見て真似ていると、そのタイミングまでは見て取る
事がほとんどできませんので、どうしても動きが単純でヘッドが先に
落ちて来るような力の入れ方をしてしまいます。

やはり、これも基本動作を習得してヘッドが鋭角に落ちるV打ちを
習得したり、ヘッドを置いたままの切り返しなどを習得する必要があり
一つ一つの動きを体に染み込ませて打つ必要があります。

ゴルフはいくらでも遠回りします。
せめて基本的な動作だけでも習わないと、一生掛かっても習得できない
ほどの深さがありますので、まずはゴルフに対する姿勢から改善される
と良いかと思います。





0 件のコメント :

コメントを投稿