2020年3月20日金曜日

アウトサイドインで引っ掛けが出る


Question

アウトサイドインではよく引っ掛けが出やすいとのことですが、プロ
でもその軌道でスイングしている方もいるかと思います。

自分もややアウトサイドインでかつハンドファーストを意識しカット
に入れようとすればするほど引っ掛けます。

右手が被ったり右打者が突っ込んだりしてしまうのですがプロがアウ
トサイドインで引っ掛けたりしないスイングのポイントがあるのでし
ょうか?
どなたか詳しくご教示ください。


Answer

アウトインで左に引っ掛ける場合はフェイスが左を向いてインパクト
になった場合です。
プロがフェイドで左に出た球が戻って来るのはフェイスがスクエアで
打っているからです。

これはタイミングもありますが、グリップが原因の場合もあります。
スライスを修正するのにグリップをス炉トングにされた場合には良く
この問題が起こります。

グリップでスライスを治して、左腕のローテーションをせずに打つと、
クラブが自然にローテーションするためにフェイスが左を向き易くな
ります。

グリップで修正するのは一時的なその日の応急処置として行うのは良
いのですが、本来は根本的なところを修正する必要があります。

それを行わずに全て応急処置で修正している人はその日の調子によっ
てまたズレますので、スイング自体のバランスを損ない帳尻が合わな
くなって崩してしまいます。

試合中にどうしても真っ直ぐに飛ばないなどの状況の場合には球の位
置やグリップを多少調整程度にいじっても構わないのですが、その日
のうちにまた基本通りに戻してスイング自体を根本から修正する必要
があります。

プロでも良く左に出て戻って来ない場合、すなわち引っ掛けが出る事
がありますが、これはタイミングです。
フェイスはスクエアに戻るようにグリップはしているのですが、ヘッ
ドが多少早めに戻ってしまい、フェイスが被ってしまったり、あるい
は体が止まってしまって引っ掛けたりする事はあります。

これらの原因の全てを解消しないと綺麗なフェイドは出ませんので、
基礎を守り、その上にタイミング調整や軌道修正を行って、まずはス
トレート球を打つ練習をしましょう。





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