2020年4月30日木曜日

ラウンドだけDRがコロコロと転がる


Question

ラウンド20分前にゴルフ場のドライビングレンジでいつも20球ほど
打つのですが、その時はまっすぐ高く飛んでいきます。

ラウンドになると、ドライバーが地面をコロコロと転がっていきます。
打ちっぱなしに行っても練習は上手く行っているので、どう言う練習
をすれば良いか分からないです。何かアドバイスお願いいたします。


Answer

ミスの原因は様々です。
コロコロと言う表現をされているのですがヘッドの先に当たって右に
転がる場合、ヒールに当たって引っ掛けて左に転がる場合、単に当た
りが薄くて真っ直ぐに転がる場合などとそれぞれに原因が違います。

基本はその原因を診断してそれに対する対処をする事なのですが、原
因を特定できない場合には基本に戻る事であり、基本ができていない
方はコーチに診断、修正をお願いする事です。

ただ、練習とコースの違いに一番多い原因はテンポです。
テンポとはスピードです。
練習時の時間の流れとコースのティーグラウンドでの時間の流れが違
って感じるためにどうしても速くなってしまいます。
緊張するとアドレナリンが分泌され、感じる時間の感覚が変わります。

これはゴルフメトロノームで打つ前にその速度を聞いてから打つとい
うルティーンにすると、きっとご自身の感覚がこんなにいい加減な物
だったのかと言う事が良く分かると思います。

次に可能性があるのはリズムです。
リズムとは全体の速度ではなく、一部の速度が変わる事です。
打ち急ぎと言われるのはトップでの切り返しが早く、体重が移動でき
ていないうちに打ってしまったりする事です。

力みなどによってリズムが狂いますので、メトロノームで速度だけで
はなく、リズムも一緒に思い出してから打つと良いでしょう。

また、バンプで左肩が止まっていない場合やトップで左肩が高過ぎる
とヒールトップする事があります。
アイアンだと当たりが薄くなったりスベリ球になり、もっと酷くなる
とシャンクになる事もあります。

ドライバーはシャンクはないのですがチョロになりますので、このよ
うな点を十分に注意して、肩の開きが早くならないようにする事やリ
ズムとテンポを定着させる練習をしましょう。




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