2020年5月3日日曜日

どうしてもシャンクが治りません


Question

どうしてもシャンクが治りません。
本当にくやしいです。

ボールの位置や、グリップ(ストロングにしたり、ウィークにしたり)
等毎回変えてみて、いい打球が続くと、あっこれなら出ないのかな?
と思っているとやっぱりシャンク。

普段からフェースのシャフト側(ヒール)に当たっているので確かに
いつシャンクが出てもおかしくないなと自分でも思っていますが、
どうやっても先っぽ側に当たりません。

普段からドロー系なので、それが原因かと思い、フェード系にしよう
と練習してもやっぱりシャンク。

いい練習方法、グリップ、スタンス等、アドバイスお願いします。
本当に宜しくお願いします。


Answer

シャンクの原因は色々とあります。
グリップを変えたり、ドローをフェイドにしても意味がありません。

シャンクとはソケットに当たっている事ですので軌道が外れてフラッ
トになっていると言う事ですのでアップライトにする事です。

これは手の軌道ではなく、ヘッドの軌道をアップライトにする事です
ので、なぜヘッドがフラットになって外回りをするかを考えてみて下
さい。

まず一番多いのは遠心力でヘッドが外回りする事です。
回転するヘッドは肩の軌道上に乗ろうとします。
肩の回転はかなりフラットです。

この肩の回転をできるだけアップライトにする事としてトップで左肩
をアゴの下に入れてできるだけ低くする事です。
そしてその位置を固定して再現性を高めます。

ほとんどの方はこれで治ってしまいますが、それでも治らない方は次
に速度の安定化です。
肩ラインがフラットに回っていますので、速度が上がれば上がるほど
ヘッドも遠心力でその肩ラインの延長上に乗ろうとします。

したがって、縦と横のバランスが崩れてヘッドが浮き、外回りする事
があります。

そして、外回りする原因として多いのは力を入れるタイミングです。
切り返しからダウンスイングの力をどこで入れるかで軌道が変わって
しまいますので、トップの一番深い位置でバンプのタメを行って、そ
こで力を最大に入れてエネルギーをタメてから引き落とします。

このタメのタイミングが引き落としがはじまってからになるとフラッ
トになりますので、肩が一番奥に入った位置で力を入れるという調整
を行ってください。
そしてこのタイミングも定着させて再現性を高めます。

また、引き落としで右手でプッシュしてヘッドを外回りさせたり、軸
がブレたりするとヘッドの軌道が変わりますのでそれも要注意です。
まず、これらの原因を一つずつ修正し、それでも治らない場合はプロ
に診てもらいましょう。




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