2020年5月6日水曜日

軽い感じで飛ばす打ち方


Question

ダフったりトップしたり飛距離が番手変えても同じだったりと全然ダメで
色々考えながら打つので常にハーフスイング 気味でPで50とか60y。
9番で70yとかでした。

で、本日もう色々考えるのが嫌になり、ただ思いっきり当てるように打っ
てみたところ、8番で150y、7番で160y程飛びました。

結構打ちっぱなしだと軽い感じで150yとか飛ばしてる人いるのですが、
ああいう打ち方はどうやるんでしょうか?
結構振らないと全然飛ばないです・・・・


Answer

プロなどが軽くゆったりと振っているのに飛距離がかなり出ているのはス
イング速度ではなくヘッド速度が高いからです。

手は体を回るので体が地球だとすると手は公転しており、クラブのヘッド
は手を中心として回る自転だと考えてください。

ヘッドスピードが上がらない人は公転は早いのですが、自転が公転とほぼ
同じなために、一生懸命に思い切り公転を上げないと飛びません。

しかし、自転が速い人は公転がゆっくりでもヘッドスピードがあがるので
見た目はゆったりと見えるのに飛距離が出るのです。

良く言われる「ヘッドが走っていない」と言われる現象がこれで、飛距離
を出そうとして手の速度を上げる人が多いのですが、ヘッドを走らせる打
ち方をしなければなりません。

ヘッドを走らせるにはレイトヒティングと言う技法があり、遅くヒットす
るという意味ではなく、リリースを遅くすると言う意味です。

何をリリースするかと言うとコックとローテーションです。
コックとは左手首の親指側に曲がった形で、ほぼ90度まで曲げられるの
ですが、それを戻す動作がリリースの一つです。

そして、ローテーションとは左腕の骨を軸とした回転で、前倒しや後ろ倒
しなどの動作やフェースの開閉などの動きをいいます。

さて、このリリースをできるだけ遅くするほどHSが上がるのですが、で
はどうやって遅くするかです。

まず、グリップエンドの突き刺し(鞘抜き)があります。
これはダウンスイングの途中でグリップエンドを球に向けて刺し、ヘッド
が遠回りしないように引き寄せながら降ろす動きで、ヘッドが体の近いと
ころを通るために慣性の法則によってHSが上がります。

また、トップ付近でヘッドを落としてシャフトを寝かせてシャローに下す
後ろ倒しによってローテーションのリリースが遅くなるためにHSが上が
るのです。

正し動作方法を習得して時間を掛けて訓練する事が大切です。




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