Question
少し前までは前倒しスイングが流行っていましたが、最近はシャロー
スイングが主流になってきています。
シャロースイングは前倒しスイングとはクラブの動きが全く逆で後ろ
倒しスイングと言ってもいいような動きをします。
これはどちらが正しいスイング理論なのでしょうか?
プロでは前倒ししている人はいないと聞きましたが本当でしょうか?
Answer
打法にはある程度流行があり、みなさんは雑誌のキャッチやレッスン
プロの集客宣伝によって踊らされていただけです。
前倒し打法はある時期一部で流行ったそうですが、これは色々とある
技術の一部を強調して集客を狙ったいわゆる宣伝に使われたものです。
後ろ倒しはその昔からある技法で何も今に始まったものではなく、こ
の二つはダウンスイングの中に両方とも入っています。
基本動作はオンプレインでグリップエンドとヘッドの軌道が同じなの
ですが、ヘッドを走らせるには後ろ倒しを前半に行い、後半で前倒し
という両方を入れてバランスを取る手法です。
チャンプはこの後ろ倒しが大きく、ウルフも後ろ倒しを大きくさせる
ためにアップライトにテイクバックして上でループさせる手法を採用
しています。
このような目立つ選手が目立つ動作を強調したために飛びついた人が
多いかとは思いますが、常にいつの世も流行というものがあって、ご
自身が好きな打法を選択すれば良いかと思います。
ただ、後ろ倒しをシャロースイングと呼んでいるようですが、シャロ
ーにするからHSが上がるのではなく、後ろに倒す事でローテーショ
ンのリリースが遅れるためにヘッドが走ると言うのが原理です。
この原理を良く理解した上でメカニズムをしっかりと把握して組み込
まれると良いでしょう。

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