2020年1月17日金曜日

ボールをフェースに乗せる?


Question

30ヤード位のアプローチでスピンをかけて止める球を打つ時、ボールを
フェースに乗せる?とか 打ってからフェイスをとじない?
とか言いますけど、ボールがフェイスに当たっている時間はコンマ何秒
とか一瞬の世界だと思うのですが、そんなの関係あるのでしょうか?
イメージの問題ですか?


Answer

30Yですと58度や60度のピッチショットです。
球を右に置いてのローピッチでダウンブローに打ち込みます。
フェイスに乗せて運ぶ打ち方とは感覚の問題で、ゆったりとした振り子の
ような安定したスイングの途中に球があると言う打ち方です。

この際にしっかりと真芯に当てる事が大切でボールもスピン系、またクラ
ブもスイートスポットが広くない物を使います。
ウエッジはほとんどマッスルバックの形状ですが、中にはキャビティー式
でスイートスポットを広げてある物もあります。

また、ラフからはスピンが掛かりませんので高さで止めます。
ハイピッチで球を左に置いて高く上げます。

そしてフェイスを返して閉じるか開いたままかは落ちてからどちらに転がる
かが違います。
打ち方としてはフック打ちをすると低く出て止まりやすく、カット打ちをす
ると落ちてから右に転がります。

溝はしっかりと掃除しておき、泥などが詰まっていないかどうかを確認しフ
ェアウェーや花道から打てばこの距離でしたらほぼ止まります。

難しいのは20Y以内で打ち込めない距離です。
この場合は転がせる場合は転がしが優先で、転がせない場合はトウを上げて
フェイスを開くポッポアップショットで高く上げます。

グリーン周りは引き出しの数が必要です。
どんなケースでもワンパット圏内に止められるようにその打ち方を良くコー
スで練習しランの距離を覚える事です。

キャリーは練習場で感覚を掴む事ができるのですが、距離は実際のグリーン
で練習するしかありませんので、練習用のグリーンで寄せができる所があっ
たらまる一日でも時間を掛けてフィーリングを掴むと良いでしょう。




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