2020年6月27日土曜日

スライスが治ったら今度はチーピン


Question

アベレージ90程度のものです。
ドライバーがとても苦手で上達が見られません。

元々スライスでOBすることが多かったのですが、最近ではチーピン
ぎみの軌道で低く飛び出して、OBにはなりませんが飛距離が出ずに
ラフにとまることが多いです。

反復練習あるのみかと思いますが、おすすめの練習などありましたら
ご教授ください。
また、元々がスライスボールが多かったため、ドローぎみのボールが
うちやすいスライサー向けのドライバーを使用しておりますが、こち
らの影響もありますでしょうか。


Answer

基本動作や基礎を習わずに独学でスイングをされている方達はこれが
定番で、最初はスライス、そしてチーピンで悩む事は当たり前なよう
です。

これは最初はマン振りして振り遅れによってのスライス、そしてそれ
を修正するためにフックグリップにしてマンブリを辞めると今度はチ
ーピンになると言う原理です。

質問者さんはストロンググリップではなく道具を替えた事で同じ事に
なっているようです。
スライサー用とはシャフト側を重くしてフェイスローテーションを早
くしたり、ライ角をアップライトにしたりフックフェイスにしたクラ
ブです。

要するにインパクトで左を向くように調整したクラブですので、スト
ロンググリップにしたのと同じ事になります。

基礎とはグリップはスクエアでヘッドが走る打ち方です。
振り遅れしないヘッドが走る基本動作を最初から習っていれば、スラ
イスもフックもなく最初から軽いドローが打てたはずです。

独学で勝手に試行錯誤しているとこのように遠回りします。
早く上達したいのでしたら基本を習う事です。

しかし、自分ではできない事を確かめないと習えない人もいますので
多少の遠回りはしかたがありませんが、それが慣習となって空回りす
るのも後退するのも当たり前のように受け入れている人が多く、自分
では遠回りしているという実感がありません。

6年経ってプロの試験を受けられるくらいに上達していない限りは遠
回りだと言うことです。
飛距離も転がって300Yで7000Y級のコースを60台後半で回
れるだけの実力が付いた人は独学でも無駄な遠回りはしていないと言
えるでしょう。

ほとんどの人は一生掛かってもシングルにすら成れません。
ましてスクラッチやプラスハンディーにはとても成れないのですが、
その上のレベルでも基本通りにやれば5~6年で成れるのです。

そこまで真剣でないと仰るのでしたら遠回りを楽しみながらお遊びゴ
ルフを楽しめば良い事です。
ただ、最短で上達したいと言う事でしたら真剣に取り組むしかないで
しょう。







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