2020年8月16日日曜日

インパクトの練習をしたいのですが

 

Question


スイング練習と言えば主にバックスイングに重点を置かれがちです

が、大事なのはインパクトですよね?

インパクトの練習は怠りがちだと思いますが、どのように練習した

ら良いのかご教授をお願いします。


Answer


仰る通りインパクトの瞬間で全てが決まるのですが、その練習をほ

とんどの方がしていません。


スイングにはフォームがありますが、それは基本として最初に習得

し、球を打つよりもそのフォームをまず覚える事が大切です。


なぜ大切かと言うとインパクトの形やトップの形などによって軌道

が変わり、球質や飛距離が変わるからです。


インパクトでは体は弓にして体全体をバネとして使います。

ところが手打ちのゴルファーは体を使わずに手の力だけで打ってい

ますので、体の形はあまり関係なく打てるのです。


そこで手打ちから卒業して体でパワーを出そうと思う時期には、す

でに手打ちが定着してそれが癖となってなかなか抜けません。

そこからフォームの習得に入る人が多いのですが、それまでの再現

性を全て捨てて、また最初からやり直しです。


その間3年、5年とせっかく定着した動きを改造する事で捨てるの

ですから、かなりの遠回りをする事になります。


フォームとは武道で言う型ですので、柔道の受け身や剣道の素振り

など、対戦する前に習得する事が山ほどあります。


インパクトの形は効率を上げるためにある程度決まっています。

分解写真を見て、インパクトの形をまず真似る事がいくらでもでき

ますので、まずはその形を体に覚えさせることです。


同様にトップの形、アドレスの形、フォローの形、フィニッシュの

形も分解写真を見て定着させ、その点と点を結んで線にして、確実

にプロの動作をコピーすると言う方法もあります。


したがって、球を打って偶然当たった時の感覚を覚えると言う練習

方法を卒業して、バイエルである教科書を勉強して無駄のない、遠

回りしない型と言う物を定着させてから球打ちをするとことが大切

で、結局その方法が最短なのです。


高橋塾ではマキロイ打法の型を習得する事が出来、分解ドリルによ

って着実に組み立てて行く実技も行っています。




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