2020年12月7日月曜日

手打ちが直りません

 

Question


手打ちが直りません。

身体で打つスイングとはどこを意識すれば

良いですか?肩?腰?それとも脚?


Answer


飛距離を出す打法でしたら体全体や両脚も使います。

肩は誰もが使っていますが、腕の力などがメインで、腰が使える

人は少なく、まして脚などは日本のプロなどでも過半数が使って

いないかも知れません。


体の部位をできるだけ多く使う事でバランスの良い飛距離の出し

方ができるのですが、それぞれに動作やタイミングがあり、それ

らは意識しただけではまず出来ません。


スイングは簡単な打法でしたらその場で5分あれば打てるのです

が、飛距離が出る打法ほど難易度が上がり、習得するだけで3年

は掛かるほど難しい打法もあります。


体の各部位の動作によって動力が産まれます。

いわゆるパワーを入れる部位がいくつかあるのですが、それらは

飛球術として15種類ほどはあります。


それぞれの動作には型があり、メカニズムとして頭で理解する事

もできますし、感覚として覚える事も必要です。


体全体を弓として、その張りでバネのようにパワーを出したり、

あるいはヘッドの先から足までをムチのように時間差を作って力

をタメながらしなりを作って打ったり、あるいは体重を使って重

心移動の重力を利用するなど、筋肉で打つのではない動力もあり

ます。


それらにプラス押し込みや吊り上げ、引き寄せや突き刺しと、色

々な動作が沢山集まって1秒半のスイングが出来上がり、その動

力が多い程飛距離が出るので、いくつご自身のスイングにそれら

を組み込むかによって飛距離が変わってきます。


まずは基本動作を習得し、それをコントロールショットとして実

践で使えるようにすると、それだけでラウンドしても80台で回

れます。


それにパワーをいくつか入れたフルスイングを習得すれば、最大

400 Y ほどは飛ぶだけの飛球術がありますので、若くて体が丈夫

な方でしたら全ての動作を半分づつほど組み込む事で日本人体形

でガリガリの男子でも 300 Y はキャリーで出す事が可能です。


スイングは見ただけでできるようなシンプルな打法から、習わな

いと想像すらできないほど難易度の高い打法まで様々ですが、ま

ずは腰の開きで飛距離を出すところから始めると良いかも知れま

せんね。





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