2021年2月19日金曜日

フックグリップに悩んでおります

 

Question


スライスをレッスンで修正してもらってフックグリップにしたの

ですが、左にまっすぐ飛ぶボールが出ます。


その打ち方だと握りにくくて、ボールもゴロになる事もあります。

ご教示ください。


Answer


グリップはストロンググリップ、ウィークグリップ、そしてその

間のスクエアグリップと大きく分けて3種類あります。


また、左手、右手と両方にこの3種類があり、両手とも親指と人

差し指の付け根に出来るVの字の先が右肩を向いているとストロ

ング、そしてアゴを指しているとウイークとなり、スクエアグリ

ップはその間の右の耳を指す握り方です。


さて、スライスを矯正するためにほとんどのコーチはストロング

グリップにしろと言います。

これは応急処置としてはその場で治る事があり、マジックのよう

にビックリさせるテクニックとして有名です。


しかし、基礎として本来のグリップはスクエアと言うのが長年の

歴史の中で培われて来た定石で、ストロングにする分だけ他の部

位が全てズレてきます。


確かにシャフトが柔らかくて捻じれてしまう分だけストロングに

しても良いのですが、硬いトルクが低いシャフトのクラブを使う

のでしたら親指は自分から見て真上が定位置です。


これ以上にストロングにする場合はインパクトの形も基準以上に

弓にするか、胸を上に向けた打ち方をする人の帳尻合わせとして

使われていますが、全てをスクエアにして打つ打法の場合には、

まずグリップからスクエアにする事が大切です。


グリップを修正し、トルクの低い(捻じれが少ない)シャフトを

使ってスクエア打法で習得される事をお薦めします。




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