2013年11月28日木曜日
軌道 テイクバック
軌道には手の軌道とヘッドの軌道、そして肩の軌道などがあります。
理想はこの3つが一平面上にあることなのですが、人体構造上無理がありますので
できるだけ近い軌道にすることで効率を上げることが可能になります。
ただ、その昔のヘリコプター打法などは、ヘッドはフラットで手はアップライトにするのですが
レイトヒティングやインパクト時の右手の押し込みに力や勢いが付くことで
わざとこれを行う打法もあります。
しかし、力の入れ具合や速度がちょっとでも違うと芯を外す軌道ですので
難易度の高いテクニックとなります。
手の軌道
基本的にテイクバックの軌道は2種類あります。
手が内側に入っていく軌道と、ダウンスイングと同じオンプレインに
上げて行く軌道です。
インサイドイン打法の場合
構えた位置からトップの位置までの上げ方が打法によってさまざまです。
一番効率の良い上げ方は最短距離で上げることなのですが
インサイドインのテイクバックは脇を締めたまま上げるので
トップの位置が安定しやすい打法です。
インサイドインのテイクバックの基準は、手が30cmほどは真っ直ぐに
飛球線上後方に移動してからプレインに乗る軌道のことで
左の肩が前(写真では右方向)に出ますので、その分インサイドに見えます。
両脇を締めたまま軌道上をテイクバックさせると非常に安定した上げ方ができます。
シャット・フェイスでヘッドの開きを抑え、誤差を少なくすることも可能です。
スクエア打法の場合
テイクバック時に飛球線上後方から見て、シャフトが水平になった位置で
左腕が肩から垂直にある形がスクエアです。
肩は30度ほど回転していますので、後方から見た場合には右に(本人の前)
出ているのですが、その真下に手があるようにするには
手を多少前に出して、早くオンプレインにしようとした物です。
これによってテイクバックもダウンスイングも、全くスクエアなプレイン上を
上下することになり、軌道のブレをなくそうとしたものです。


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