2013年11月29日金曜日

気持ちで球筋が変化する?!(上級者用)


右のグリーン手前に池があり、残りが200Y以上あるセカンドのパー5で
FWバンカー付近から打つ場合、グリーン左のバンカーを狙って打つのが
普通の攻め方となります。




ピンが奥の場合には池の上を避けて、フェイドで花道から右に曲がって落ちれば理想です。
また、ピンが手前の中央や右にある場合は、直接狙うのはリスクが伴いますが
できれば同じようにフェイドで池の左を通ってグリーンに乗り、できるだけ
ピンに近づいて欲しいというのがプレイヤーの気持ちです。

ゴルフはメンタル面が非常に大きいことがあります。
ダフりがある場合には球の左(目標方向)を見ながら打つと
最下点が左に移動してダフらなくなったりします。

これはある程度打ち込んだ人は、体が自然に覚えていることで
左を見ながらそこを打とうと思うと、体が勝手にその形にするものです。

初心者でも練習場でダフった次の球はトップしたり、トップの次はダフったりするもので
何も考えていないのに、体が勝手に調整してしまうこともあります。

これと同じように、上級者でもフェイドをイメージして打った場合
あるいは、真っ直ぐに左のバンカーを向いていても、気持ち的に多少でも
右に流れてピンに近づいて欲しいという気持ちを持って打った場合
体が勝手に調整してフェイド球になり、池に落とすことがあります。


このようにメンタル的にゴルファーはイメージや気持ちに支配されてしまい
本来の打球が打てなくなることで崩れることがあります。

このメンタルなリスクをカバーするにはメンタル的に対応する方法があります。
メンタル的な方法とは、たとえばパティングにおいてグリーンが遅い場合には
カップの先を見て、その仮想カップに打つ方法です。

上のコースの2打目としては左のバンカーにピンがあると思って
体が勝手な動きをしないように、意識の脳からの指令によって
何度も自己暗示を掛けるように深く思い込んで決め打ちをします。

右に池があることはまず忘れること、そして左のバンカーにわざと入れる積もりで
真っ直ぐに打つようにすると体が勝手に調整するのを防ぐことができます。

ただ、本来はしっかりと練習をして、グリーンの手前にフェイドで落として
転がって右奥のピンに向かって転がる球が打てるようにすることが理想です。





0 件のコメント :

コメントを投稿