2014年6月27日金曜日

スエーはダメですか?


Question

はじめまして。アイアンやドライバーを打つ時にスエーしていたらダメなんでしょうか?
初心者です。よろしくお願いします。

Answer

まず、スエーとはなにを意味するかから統一しましょう。
英語の本来の意味としては揺れること自体がスエー(スウェイ)になります。
ハワイアンダンスなど、ゆらゆらと左右に揺れることがスエーの意味で
ゴルフの場合にも同様に左右に揺れることとなります。

そういう意味ではスエーはダメです。
右にも左にも動いた分だけ戻り難くなるからです。

スイングはいかにヘッドが元の場所に戻って来るかで
芯に当たるかどうかが決まります。

体はくらげのようにグニャグニャですので
どこかを止めないと元の位置にはなかなか戻ってきません。

では、どこをどう止めるのでしょうか?
まず、パターはどこを止めますか?
むしろ動いているのは肩だけです。
肩以外は全てを止めて打っていますね。

これが一番正確な打ち方なのですが問題は飛距離です。
この打ち方では飛距離が出ませんので
今度はこれに左手首のコックやローテーションをいれると
これがチップショットと言って、男子では
PWで50Yほどの飛距離が出ます。

さらに、これに腰の開きや足などを使うともっと飛距離がでるのですが、
動かす部位が増えれば増えるほど正確性が落ちてしまいます。

したがって、その出したい飛距離に対して、必要最小限の動きだけで
打つことがゴルフでは基本となります。

ゴルフでまず固定したいのは軸です。
打法によって違いますが、背骨が軸の場合には
背骨がスエーしないスイングが理想となり
飛距離を出すために全身を動かすようになるのですが、
動かさない部位として最後に残るのが軸です。


仮にテイクバックで軸が右に4cm動くとしたら
その分インパクトで4cm戻さなかればなりません。
したがって、その分だけ誤差が生じてブレ易くなります。

また、ダウンスイングで左に軸の下部が5cmスエーしたとすると
側傾角度が寝てしまい、今度はその分上下のブレが生じて
正確性に欠ける動作となってしまいます。

背骨の上部は鏡を見ながらエアースイングをした時に
第七頚椎が動いていないかどうかを確認します。
下部は柱の角に尾てい骨を当ててスイングすると
動いていない時の感覚を掴むことが可能です。

いずれにせよ、手や肩、ヘッドの軌道を一定にすること
そして軸を固定することがミート率を上げる方法ですので
余計な動きは一切排除しできるだけシンプルで効率の良いフォームを習得してください。





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