2014年7月29日火曜日

ヘッドが走らない


Question

スイングの感じではヘッドが走るという感覚があまりわからないのですが、
それはリリースがうまくできていないということでしょうか?
それとも力みすぎでしょうか?

Answer

ヘッドを走らせるという表現には2種類あります。
一つは単にリリース速度が速い場合で
もう一つはフォローですぐにアンヒンジしてヘッドが手を追い越し
ヘッドが先に上がって行くフォームのことを示す場合です。

最初のHSを意味する場合には効率の良いフォームを習得すれば
自然に速度は上がります。
リリース速度を上げることで飛距離は出せます。

通常、ヘッドが走っていないと言う人の意味は、スイング速度が速すぎて
リリース速度がそれに合っていないということが一つあります。

実際にスイングを見てみないと分かりませんが
力み過ぎてスイング速度が速く、手の速度とヘッドの速度がほぼ同じくらいに
なっている可能性があるかも知れません。

初心者に多いのは肩の回転や腕で振り回す打ち方で
スイング速度を上げて飛距離を出そうとすることです。
これはむしろ逆な場合があり、リリース速度が遅いのにスイング速度を上げていくと
HSは逆に遅くなってしまうことがあります。

一般的にヘッドが走っていないよ、ともし言われたとしたら
スイング速度を落とせという意味かもしれません。

リリース速度を上げる練習や、スイング速度を落とす練習なども必要で
ボディーターンによる下半身で打つフォームを身に付ける必要も
あるかと思われます。

また、フォローでの形の場合にはすぐにアンヒンジするとヘッドは
手を追い越してHSがさらに上がります。
方向を取る場合にはヘッドを走らせずに抑えて方向を出し
飛距離を優先する場合にはすぐにアンヒンジするフォームにすれば良いと思います。






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