2014年12月15日月曜日

右ひじの使い方や、使うコツ、練習方法など教えてください


Question

右打ちです
右ひじの使い方や、使うコツ、練習方法など教えてください


Answer

右肘は忙しい動きをします。
打法によっても違うのですが、現在のほとんどのプロは
テイクバックでは左の肘に追い越されません。
右肘が常に上になっているということです。

右肘はできるだけ伸ばしたまま8時過ぎまで上げるため
左の肩が大きく回わります。
トップでは右肘を曲げてクラブをできるだけ体に近づけるために
ダウンスイングでは長いクラブほど右肘は曲がります。

そして、インパクト直後の4時半ではまた右肘は真っ直ぐに伸び
大きなフォローで方向性を高めています。

また、インパクトでは押し込みをしてパワーを出しますので
右手の形を固定したまま瞬間押し込みをして
その直後からフェイスを返します。


基本的にはダウンスイングでは左腕が腰の開きによって引っ張られてきますが
リリースポイントからは右肘を伸ばしてこの動作を入れるとHSが上がります。

左右の腕の力量バランスは人によって違います。
トップからインパクトゾーンまでは左の親指に重量を感じながら
腰の開きによって引っ張ってきます。

そして、リリースの瞬間、インパクトの直前で右手の押し込みが入り
その瞬間に両手や両腕ともにマックスの力を入れます。

それぞれの部位が違うタイミングで働きますので
右肘もしっかりとその位置での動きとタイミングをつかんで
効率の良いスイングにする必要があります。

テイクバックでは右腕はできるだけ伸ばしたまま遠くに上げ
9時で一番遠い位置になります。
その時点で肩は90度回っており、その地点から右肘を曲げて行きます。

したがって、グリップは9時以降は体にどんどん近づき、
ダウンスイングでは一番近い位置を通ってむしろ縦ぶりになります。
右脇は開かずに終始内側に絞ったまま上下させますので
右腕と胸でできる角度は、大きくなり難くなります。
(大きいとフライングエルボーになる)

これが正確に元の形の戻すコツといえます。
ところが、飛距離を出そうとするゴルファーにとっては
この右脇が開いてまた閉じるという動きによってパワーを出すこともあり
これは長年の癖の場合にはそのまま安定させ、これから形を作るゴルファーは
右脇を締めたフォームにすると良いでしょう。

ジャックニクラウスは右脇を開いてフライングエルボーにして安定させました。
コーチは30年間治すようにと言い続けたと聞きます。
現在では欧米のトップツアープロではほとんどが脇を締めた打ち方になっています。

鏡の前で形を見ながらエアースイングをすると形を早く覚えると思います。










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