Question
左膝が右に流れて、
安定しないので、左膝を前に出して、体重移動を少なめにして、
バックスイングを気にして、してます
左膝一軸のコツを教えて下さい。
Answer
どういう理論で診断し、対処されようとしているのか分かりませんが
左膝が右に流れるというのはテイクバックで左膝が内側に入る
ということで宜しいでしょうか?
左膝が内側に入るということはテイクバックで腰が回りすぎている
ということだと思います。
確かに腰が回りすぎると体の緩みがでる人もいますので大切なのですが
コンパクトにするのではなく、腰を止めて上半身だけをフルに回転させる
打法が21世紀の世界の主流です。
体重移動を少なくするのはダウンスイングで左にスエーしている場合で
そうでない場合は移動しないとパワーがでなくなります。
また、左一軸にすると飛距離が出なくなり
最終的には元に戻すようなことになりかねません。
コツというとワンポイントで特効薬のように
劇的な効果が現れることを期待されているのだと思いますが
ゴルフは100ヶ所のポイントが全部一度にできて
初めて正確な打法が生まれます。
一ヶ所の改善で劇的な改善になるには
99ヶ所のポイントができている人に限ってで
ほとんどの人はどんなに上手なゴルファーでも
数カ所はできていません。
左一軸に改造するにはまた新たな動きと
それにともなった定着練習と定着期間が必要で
まずは一つの打法をマスターしてから、余裕がもしあったら
違う打法に挑戦するのは良いと思いますが
やたらとコロコロと改造するべきではありません。
ゴルフは本当に難しいスポーツです。
ほとんどの打法は背骨軸です。
左一軸とは左足に体重を乗せたまま回転して打つ打法で
バンカーショットやローチップなどの飛距離を必要としないショットで
より正確に打ちたい場合に使われる打法ですので
フルショットで飛距離が欲しいゴルファーには向いていないと思います。
試しに左足の一本立ちをして素振りをしてみてください。
力がなかなか入らないと思います。
これが体重移動をせずに左脚一軸で振るスイングのマックス状態です。
安定しないのはほかにも大きな原因があるかもしれませんので
その原因の特定や定着練習や修正と調整が必要かもしれません。
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