2015年1月24日土曜日
シャフトが長い分だけHSが上がらない
Question
クラブが長くなるにつれてヘッドスピードが上がると思いますが、
自分の場合、ドライバーだけがFW以下になる時があります。
セッティング、シャフト重量、クラブの総重量にはとても気をつけています。
ドライバーの長さは45インチですが、《市販のSLDRカスタムです》
もっと短くしたらいいのか?とも思います。ミート率も上がって、
スピードも上がるのであれば?
特にドライバーだと言って、意識してゆったりや、
また早く振っているわけでもないのですが、、極端なデータになります。
スイングリズムによってバラツキ早くありますが、、
例えば、8割スイングから強振したとき
PW 38~42、3W 43~47、1W 43~45です。
人によって長さの限界早くあるのでしょうか?
45inchから44にした場合、今より重目のシャフトまたは、
ヘッドをどれだけ重くすれば良いのでしょうか?
Answer
シャフトは長いほどHSが上がるというのは
ロボットで振った場合のデータによるものです。
果たして、60インチで振ったらもっと跳ぶでしょうか?
ロボットならイエスですが人間はそうはいきません。
また、それだけヘッドを軽くしたら当たり負けして
逆に跳ばなくなります。
極端な話、ハエ叩きでいくら速く振っても球は跳ばないですよね。
45インチのクラブを振っているゴルファーに43インチのDRを
打ってもらうことがしばしばあります。
そこでHSを計ってみるとほとんどの人が変わりません。
むしろ、43インチの方が速いこともあります。
専門家やメーカー、工房から道具オタクにいたるまで、皆さん
43インチより45インチのDRの方が跳ぶと思い込んでいるのですが
計測器で測ってみて、果たして何人の人がその通りになるでしょうか?
計測で3WとDRが同じということは3Wが43インチだとすると
43インチが最もHSが上がる長さだということですので、45インチと
同じHSであれば、短い方がミート率が良いのでカットした方が良いということです。
ヘッドの重量やゴルファーの筋力や打法、そしてウエイトバランスによって
どの長さが一番HSが上がるかはまちまちですので
実際に長さを変えてみてHSを測ってみると良いでしょう。
ただ、筋力の増強や打法の完成度によってご自身の適正な長さも変わりますので
成長するごとに計測して最もHSが上がる長さを調査する必要があるのですが
ある程度スイングが定着してから決めると経済的です。
シャフトは短くすると硬くなりますのでそのままで良いと思います。
2インチカットして、恐らく10~15g程度の鉛を貼ると
同じウエイトバランスが出るかと思いますので
クラフトマンにお願いして調整してもらってください。
ただ、D2にする必要性もあまりありません。
筋肉トレーニングをしているゴルファーは別として
男子でもC6程度でも十分ですので、全てのシャフトを切って
ウエイトバランスを軽くするという方法もお奨めです。
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