2015年2月27日金曜日

ダフリトップが止まらない


Question

アイアンでトップとダフリしかでません。

今日200球打ったのですが、
最初の50球はいい球が出ていたのですが、
51球目から180球目まではトップとダフリしか出ませんでした。
フェースの下の方にしかマークがつかず、
それかボールの手前7cmをダフったり。

原因は回転軸が右に傾いていたのと、肩が右を向いていたことでした。
それで、インサイドからヘッドが入っていて、どうりでボールの向こう側の
マットにソールが届かなかったわけだ・・・・
もっとヘッドを外から入れないと、、、
これドライバーだったらチーピンまっしぐらの状況。


Answer

我流ゴルファーの怖いところが自己診断と
間違った対処法で試行錯誤することです。
これで治らずにどんどん崩れて遠回りする人がたくさんいます。

原因が分かって、その対処法が正しければ
ダフリトップは自分で治せますので、その診断理論と
修正法を習得する必要があります。

自己流で試行錯誤すると将来的にはオヤジスイングになることがあり
練習場で練習している年配の方々の7割はただ振っているだけ
1割はとても見ていられない格好で、残りの1割がまあまあの動きをしています。

完璧が何であるかすら分からないほど難しいゴルフを習得するには
まず、最低60台で回れる人から基本を習うことです。
シングルでもなく、会社の先輩でもありません。

スポーツは上手くできないとやる気がなくなっていくものです。
不満がたまり、ストレスになって辞めていく人が大勢います。
逆に成長している時、またはその実感がある時はやる気が出て
練習しているだけで楽しいものです。

その楽しいはずの練習場がダフリトップでは下手を固めるだけになって、
どんどんやる気を失っていくばかりです。


まず、インサイドアウト軌道はダフるという概念は間違っています。
雑誌やサイト、レッスン本やDVDなどで間違った理論が横行していますので
なんでも鵜呑みにすることが遠回りの原因の一つです。

インテンショナルにドローを打つ場合はインサイドアウトに振って
決してダフることはありません。

ゴルフはどんなことをしても当たります。
器用で熟練さえすれば当てることができます。
ただ、飛距離がでなかったり、効率が悪かったり、癖球になったりで
プロのような綺麗なスイングで真っ直ぐに跳ばし
安定させることはまず無理だと思ってください。


修正法には3種類あります。
根本治療、対処療法、そして応急処置の3種類です。

ただ、基本動作が全くできていない超初心者は
このどれをやっても治りません。
まずは、どこをどう動かすかのゼロからの出発ですので
修正ではなく、基本動作を一つずつ覚えて積み上げる段階だからです。
まだ始まっていない段階ですので修正まで行っていないということです。


ダフリトップを継続する人はまず原因は一ヶ所ではありません。
トップばかりが連続する、あるいはダフってばかり
という症状の場合には一つか二つで治る可能性があります。

しかし、交互にダフリトップが続くということは
ダフリの原因とトップの原因の二つが最低あることになります。
しかも7cm手前をダフったり、チーピンの癖もあるようです。

もう、こうなると課題は5、6ヶ所は最低あるということで
まず、これらを特定する必要があり、
その可能性は10ヶ所以上の中から探さなければなりません。

基本動作は全身の各部位でそれぞれの動きがあり、
確認ヶ所は100ヶ所以上あります。
どれができていないかよりも、どれもできていないと考えるべきで
それぞれの動きを一つづつ習得する必要があります。

思うがままに振って、それで何ができていないかと探すのではなく
動かし方を一つづつ学んでできるようにしていくことで
正しい動きのスイングができるようになります。
自由に振って当て方を探すのでは何年経っても完成できません。

ゴルフはいくらでも遠回りします。
一生掛かっても遠回りばかりしてたどり着けない人がほとんどです。

真剣に上達を希望されるのでしたら
基本動作は目標の打法を教えられるコーチに習うことをお薦めします。











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