2015年2月6日金曜日

ダイナミック・ゴールドは無謀か?!


Question

ゴルフを始めて約2ヶ月が経過した初心者・27歳男性です。

本日ゴルフ5にてヘッドスピード計測・
スチールシャフトの試打(NSpro85, GS95, DGs200)をしました。
お店の方からは、将来も考えてDGs200を勧められました。

そこでこれを機に以前から一目惚れしていたレガシーブラックアイアン
2013の7番アイアン(DGs200)だけ単品でとりあえず購入し、
スクールと練習で基礎を固めつつ、上達を目指そうと考えているのですが、
無謀でしょうか?
(もし問題なければ、後ほどアイアンセットを購入)


Answer

基本的にDGを使うことは決して無謀ではありません。
硬いシャフトは方向性が良く、飛距離は出ませんが
とても正確に打てるので、プロは全員硬いシャフトを使っています。

30年前にはカーボンも柔らかいスティールもありませんでしたので
全員硬いシャフトで始めています。
オーバースペックだとかいう考え方は、最近の机上の理論で
メーカーの販促に都合の良い考え方なのです。

カーボンシャフトは高いので売上に貢献し、柔らかいシャフトは
すぐに買い替えさせられるので都合が良いということです。

ただ、彼らの持論で一理あるのは挫折感です。
最初は芯に当たらないので、手に伝わって来る衝撃が
心が折る原因の一つになることはあるかも知れません。

これは個人差で、精神的に弱い人はこの挫折をして
ゴルフ自体を辞めてしまうことで
柔らかいシャフトはそういう人のためには役に立っています。

また、高齢者や女性などはカーボンでも充分に使えますので
問題はありません。
ただ、わざわざ何倍もする高価な物を買えるだけの余裕があればよいのですが、
若い男性が習ったらすぐにHSが上がって使えなくなりますので
最初からDGを買っておくと経済的です。

また、上達するためには芯のどちら側に外しているのかが
分からない限り、調整することができません。
柔らかいシャフトは衝撃を吸収してしまってその情報を手に伝えてくれません。

硬いシャフトは誰にでも使えますが、柔らかいシャフトは
HSの速い人には使い物になりません。

最初から基礎をまともなスイング・コーチから習っていれば
どんなクラブを使っても挫折するような進み方はしません。
我流で勝手に振り回して当たらないのが原因で辞める人もいますので
シャフトだけが原因ではない事も事実です。

ショップは行く度に何かを買わせようとしますので
しっかりとクラブに関しての知識を持った上で行く必要もあります。








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