2015年4月30日木曜日

体が開いてスライスしかでなくなりました


Question

ダメだぁ~

せっかく調子が良かったのに「もっと腰を回して見よう!」「もっと!もっと!」
と欲張って練習してたら、体が開いてスライスしかでなくなりました。
もとのスイングに戻そうとしても、わかんなくなっちゃった・・・

動画で撮ってみると、腰を回している時に右腰が前に出てきて、
前傾が崩れて体が起き上がっているように見えます。

1回スイングをリセットしたいです。効果的な練習方法や考え方、
意識の持ち方を教えて下さい。
なんでこんなに体を反っちゃうんだろう・・・


Answer

体の開き具合でフェイスが開いて当たることがあります。
ただ、腰は開いても左腕のローテーションをその分すれば
ストレート球を打つことができます。

もっともっとと欲を出すとありますが、恐らく
もっと飛距離を出そうとして、スイング速度が上がって
振り遅れてスライスが出ているという可能性はないでしょうか?

反り返りは良くあることです。
プロでも20cmほど軌道円弧を小さくしていることがあります。
ただ、その反り返りでタイミングを合わせて安定しており
修正するとしばらくはどこに跳んで行くか分かりませんので
改造することができない状況の人もいます。

反り返りは実はあまり効率が良くありません。
それは体重が乗らずに余計な力が必要だからです。
その場で回転して打つ場合は筋力で体の回転だけで打ちますので
力が必要な割には飛距離は出ません。

我流で変な癖がつくと、それを治すのが至難の業になります。
リセットするのは良い考えですが、では次の手に何を持って来るかで
また同じことになります。
その確率は99、9%あります。

ご自身のわずかな経験や、混乱した情報で
ゴルフというとんでもなく難しいスポーツが簡単に習得できると
いう錯覚はありませんか?

ゴルフはいくらでも遠回りします。
一生掛かっても100を切れないというゴルファーが7割とか。
ゴルフに対する姿勢、真剣みや習得方法から見直す必要が
実は一番大切かも知れません。

問題はこれらの部分だけではありません。
これからもまだまだ重要なところで同じような壁がでてきます。
しかも崩れたり忘れたりで同じ壁が何度もでてきます。

基本動作や練習方法をまず知ることで
どうすれば修正できるか、原因の特定をしてから
その適正な対処をする必要があります。

ゴルフは単純に意識やイメージでマスターできるという簡単なものではありません。
体の全ての動きや位置、力の入れ具合や方向、強さやタイミングなど
それぞれの部位で全て違いますので、それをまず知ることからスタートです。

これに早く気が付けば、それだけ早く上達する可能性があります。
そして、どこまで上手くなれるかが決まってしまいます。
そろそろ真剣にゴルフに取り組む時期なのではないでしょうか?

仰る症状から想像すると、右腰を前に出して腰を回転しているようですが
そもそもその動作自体が間違っています。
腰を開く正しい方法は左腰を引いて、後方打席方向に突き出すバンプです。

この動作を左の膝を曲げたまま伸ばさないで行うことで
浮き上がりや反り返りがなくなります。
しかも、腰も綺麗に回転し、沈み込むような踏み込みによって
マキロイのような大きな右足の蹴りができる体勢ができます。

この辺は言葉で適正な動きを伝えるのはほとんど不可能です。
ドリルや練習方法などによって、修正を繰り返しながら習得する部分です。
まして、右足の蹴りや腰の逆回転などは、これ以上難易度が高い技ですので
我流ゴルファーはこの辺に来る前に挫折の可能性がほとんどだと思いますので
まずは意識の改革が必要かと思われます。










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