2015年4月6日月曜日

ライ角調整は効果があるのでしょうか?


Question

ゴルフを始めて約2年。ようやくゴルフが楽しくなってきたところです。
もう少し上手くなりたい思いから、あれこれ考えライ角調整してみたいと思ってます。
最近はフォームの問題もあるのですが、引っ掛けが多くなってきてます。

フェースの打跡を見ると中心よりややヒールよりに集中してます。
元々離れて立つ癖があり、かなりアップライト気味になっているのも一因かとも思ってます。
ライ角を1~2度トウ側を下げると効果も出るものでしょうか。


Answer

ライ角はとても大切です。
インパクトの時にソールが水平に地面に当たるように調整します。
ライ角には実際のライ角と、クラブのライ角があります。

アドレスでトウ側が浮いているとフェイス面は実際には左に向いています。
リーディングエッジはスクエアでも、フェイス面は左を向くのがクラブです。

このアドレスの状態でインパクトした場合、多少左に打球が出ますが、
ダフった場合にはヒールが先に当たるのでフェイスが閉まり
さらに酷く左に引っ掛けた打球となります。

したがって、アドレスではトウ側が浮いていても良いのですが
インパクトではフェイスもソールも全てがスクエアになっているのが理想です。

しかしながら、打跡がヒール側というのは、クラブのライ角と実際のライ角が
合っていないということです。
クラブのライ角は実際のライ角に合わせて曲げ、そのクラブをモノサシとして
今度はアドレス時の球との距離や前傾角の目安とします。

ヒール側に打跡があるということは実際のライ角がフラットになっているので
そのままの打法で、そのまま定着させるのであれば、トウを下げた
フラットにクラブを曲げてもらうと良いでしょう。

ただ、実際のライ角は球との距離もありますが、前傾角度でも変わりますので
基本的なPWでの前傾角度、そして球との距離を基礎通りになっているか確認し、
次に(インパクトをアドレスのままのアームシャフト角にするか、
あるいはフルアンコックして180度に伸ばして打つかによって違いますので)
実際に理想のインパクトの形を作って、その時にソールがどう当たるかを見て
それに合わせてスイングを調整するかクラブのライ角を曲げる必要があります。












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